施策 3-(7)-ア-⑤
施策展開「おきなわブランドの確立と生産供給体制の強化」の

沖縄型のつくり育てる漁業の振興

関係部等: 農林水産部テーマ農業・漁業
C 取組は順調だが、成果は遅れている
令和7年度の
4年間の判定
  1. R4R4: 未公表
  2. R5R5: 成果が遅れている
  3. R6R6: 成果が遅れている
  4. R7R7: 成果が遅れている
ひとことで言うと(実施計画の「施策の方向」から)

漁場環境の悪化や水産資源の減少等に対応するため、本県の温暖な亜熱帯環境特性を踏まえた海面養殖や台風に強い陸上養殖など、沖縄型のつくり育てる漁業の振興に取り組みます。

施策の方向をすべて読む

・漁場環境の悪化や水産資源の減少等に対応するため、本県の温暖な亜熱帯環境特性を踏まえた海面養殖や台風に強い陸上養殖など、沖縄型のつくり育てる漁業の振興に取り組みます。 ・養殖品種の育成やスマート技術の導入等の技術開発・普及、漁業近代化施設の整備等を進め、養殖魚介藻類の安定生産及び計画出荷ができる拠点産地の育成に取り組みます。

(R7)
2/2件が順調
(R7)
0/1が計画値に到達
達成率 未達成

成果指標:ゴールまでの道のり

スタートからゴールまで、点線の計画どおりに進んでいるかを青い点の実績値で見ます。

海面養殖業生産量(トン)

担当: 農林水産部水産課

未達成スタートの基準値より悪くなっています

  1. スタート24,042トン
  2. いま18,752トンR7の 25,748トン
  3. ゴール26,600トン(R9年度)県の見通し 達成は困難

R7から中期になり、スタートとゴールが新しくなりました。

県による説明(R7・農林水産部水産課)

国の「漁業・養殖業生産統計」によると、令和6年の海面養殖生産量は、前年と比べ2,976トン減の18,752トンとなり目標は未達成となった。特に、養殖モズクは本県養殖生産量の大部分を占める中、日照不足や高水温等の影響により養殖モズクの生産が前年と比べ2,399トンの減産となっており、海面養殖に占める割合も高いことから、養殖モズクの生産不調が海面養殖生産量全体に影響した。

表で見る
海面養殖業生産量の年度別の値
報告年度基準値その年度の計画値実績値達成率目標値県の見通し
R7
中期
24,042トン25,748トン18,752トン
R6年度
未達成26,600トン
R9年度
達成は困難
R6
前期
25,651トン24,200トン21,728トン
R5年度
未達成24,200トン
R6年度
達成は困難
R5
前期
25,651トン24,683トン16,865トン
R4年度
未達成24,200トン
R6年度
目標達成の見込み
R4
前期
25,651トン25,168トン24,042トン
R3年度
未達成24,200トン
R6年度
目標達成の見込み
この指標だけのページを見る

スタンプは各年度のです。名前を押すと、4年分の活動内容・予算・県の検証と改善案を見られます。

この施策の主な取組の進捗状況
  • 順調
  • 大幅遅れ
R4前期
2件
R5前期
2件
R6前期
2件
R7中期
2件
表で見る
順調大幅遅れ計
R42
100.0%
0
0.0%
2
R51
50.0%
1
50.0%
2
R62
100.0%
0
0.0%
2
R72
100.0%
0
0.0%
2
  1. R4R4: 順調
  2. R5R5: 大幅遅れ
  3. R6R6: 順調
  4. R7R7: 順調
(R7)
ハタ類等養殖用種苗要望に対する種苗配付率
計画 100% → 実績 100% 計画クリア
対応する成果指標: 海面養殖業生産量
R7にやったこと

養殖および放流用種苗を生産し、漁業者等の要望約50万を配付した。併せて、早期種苗量産技術の開発として、スギについて冬季における親魚の加温飼育による早期採卵技術の開発に取り組んだ。

この取組の4年分の活動・予算・検証・改善案
  1. R4R4: 順調
  2. R5R5: 順調
  3. R6R6: 順調
  4. R7R7: 順調
(R7)
モズク培養種の要望に対する配付率
計画 100% → 実績 100% 計画クリア
対応する成果指標: 海面養殖業生産量
R7にやったこと

オキナワモズク種を培養・拡大し、漁業者の要望約270リットルに対して全量配付した。併せて、培養手法の効率化と品質の安定化に取り組んだ。

この取組の4年分の活動・予算・検証・改善案

一括交付金(ソフト)の事業

主な取組の評価とは別に、この施策に当たる一括交付金(ソフト)の事業ごとに、県が成果目標の達成状況をしたもの(◎達成・○概ね達成・△一部達成・未達成)です。

R6の評価(1事業)○ 概ね達成 1
一括交付金の事後評価

県産ウニ復活プロジェクト事業

農林水産部 水産課 計画期間 R5~R9
  1. R4R4: —
  2. R5R5: ○ 概ね達成
  3. R6R6: ○ 概ね達成
R6の評価 ○ 概ね達成成果目標の達成率 74%
R6の成果目標
成果目標目標実績
介類の種苗生産数36.4万匹27.0万匹

R6の予算額 1,172万円、執行済額 1,132万円(執行率 96.6%)、うち交付金 906万円

事業の内容と今後の方針

事業概要: 県内で天然資源が枯渇状態にある介類(シラヒゲウニ、シャコガイ類等)の持続的利用のため、完全養殖の技術開発と実用化、大量生産手法の開発に向けた条件整備を行う。

今後の取り組み方針: ・今年度はウニの中間育時に疾病が発生しなかったことで、順調に生産を実施できたことから、前年度との中間育成手法の違いを検証すると共に、引 き続きウニの疾病防除に努める。 ・シャコガイ類大量生産のため、ウニ及び魚類の生産は大型水槽を使用し、シャコガイ類の生残率向上に向けて取り組む。 ・ウニ用配合飼料の開発に向けて、原料の低コスト化に向けた廉価原料の探索やウニの身入り改善(身の量、身の味、身の色)に取り組む。

前の年度の評価(R5)
  • R5: 概ね達成(達成率 85%)、予算額 1,196万円・執行済額 1,190万円。成果目標: 介類の種苗生産数 目標35.7万匹 実績25.1万匹 / 介類の陸上養殖経営体数 目標5経営体以上 実績5経営体

出典: 総括表 28ページ(別のタブで開きます)、検証シート((7) 亜熱帯海洋性気候を生かした持続可能な農林水産業の振興 15ページ)(別のタブで開きます)

将来像3の一括交付金の事業をさがす・すべての事業をさがす

主な取組と同じ事業のこともありますが、名前や単位が違うことがあり、取組とは結び付けていません。予算額は前の年度からの繰越を含む事業費(国が8割・県が2割)です。

県のふりかえりと、これから

施策検証票に県が書いた、施策の推進状況の分析(Check)と推進戦略案(Action)です。

ふりかえり(令和7年度・Check)

当該施策の主な取組の進捗状況は「順調」である。令和9年度目標値は「達成は困難」である。

主な取組

外部環境の分析 ⑤県民ニーズの変化 ・養殖業の振興については、養殖用シラヒゲウニのニーズが著しく高まっている。また、陸上養殖におけるヤイトハタの要望数も増加している。 改善余地の検証等 ⑦その他内部要因 ・養殖業の振興については、施設の老朽化が著しく、生産業務に支障をきたしている。また、魚類種苗の生産過程において、ウィルス疾病の発生リスクが存在する。 ・モズク養殖業の振興については、配付するオキナワモズク株の芽出しを確認するため、引き続き配付前の芽出し試験を実施する必要がある。また、安定的な配付を実現するために、株の品質管理の徹底が必要である。

成果指標

⑬天候・自然災害(外部要因) ・海面養殖業生産量については、本県養殖生産量の大部分をモズク養殖が占める状況にあるが、モズク養殖は、高水温や日照不足などが生産量に大きく影響するため、環境要因による育成不良などが発生しやすい。

これからどうする(令和7年度・Action)

主な取組

④創意工夫による取組の改善(合理化・効率化) ・養殖業の振興については、外部環境(県民のニーズ)の変化を的確に把握し、ニーズの高い種苗の生産に取り組む。 ・モズク養殖業の振興については、オキナワモズク株の芽出しを確認するために、栽培漁業センターおよびモズク株を管理している水産海洋技術センターで連携して芽出し試験に取り組む。また、水産海洋技術センターと情報共有しながら、徹底した株の品質管理を実施する。 ⑧その他 ・養殖業の振興については、老朽化が著しい箇所の改修や、修繕による施設の長寿命化を計画的に進める。また、水産海洋技術センターの魚病担当と協力してウィルスの発生状況等について調査し、発生源の把握とウィルス対策に取り組む。

成果指標

・海面養殖業生産量については、引き続き、県栽培漁業センターにおける養殖種苗の安定供給に努めるとともに、水産業普及指導員による養殖技術指導により養殖現場での養殖モズクの育成不良への対応や安定生産と生産拡大に向けて取り組む。

令和6年度のふりかえり

施策の推進状況の分析(Check)

当該施策の主な取組の進捗状況は「順調」である。令和6年度目標値は「達成は困難」である。

主な取組

外部環境の分析 ⑤県民ニーズの変化 ・養殖業の振興については、養殖用シラヒゲウニのニーズが著しく高まっている。 改善余地の検証等 ⑦その他 ・養殖業の振興については、施設の老朽化が著しく、生産業務に支障をきたしている。また、魚類種苗の生産過程でウィルス疾病が発生する場合がある。 ・モズク養殖業の振興については、配付するオキナワモズク株の芽出しを確認するため、引き続き配付前の芽出し試験を行う必要がある。また、安定的な配付を実現するために、株の品質管理の徹底が必要である。

成果指標

⑬天候・自然災害 ・海面養殖業生産量については、本県養殖生産量の大部分をモズク養殖が占める状況にあるが、モズク養殖は、高水温や日照不足などが生産量に大きく影響するため、環境要因による育成不良などが発生しやすい。

施策の推進戦略案(Action)

主な取組

④創意工夫による取組の改善(合理化・効率化) ・養殖業の振興については、新施設の活用や効率的な種苗生産の技術開発を行う。 ・モズク養殖業の振興については、オキナワモズク株の芽出しを確認するために、栽培漁業センターおよびモズク株を管理している水産海洋技術センターで連携して芽出し試験に取り組む。また、水産海洋技術センターと情報共有しながら、徹底した株の品質管理を行う。 ⑧その他 ・養殖業の振興については、計画的な施設の改修を進める。また、紫外線殺菌装置による飼育海水の清浄化を行い、疾病発生低減に取り組む。

成果指標

・海面養殖業生産量については、引き続き、各取組の推進による養殖種苗の安定供給に努めるとともに、養殖モズクの安定性産と生産量増大に向けた取組を推進する。

令和5年度のふりかえり

施策の推進状況の分析(Check)

当該施策の主な取組の進捗状況は「概ね順調」である。令和6年度目標値は「目標達成の見込み」である。

主な取組

外部環境の分析 ⑤県民ニーズの変化 ・養殖業の振興については、養殖用シラヒゲウニのニーズが著しく高まっている。 改善余地の検証等 ⑦その他 ・養殖業の振興については、ヤイトハタの早期採卵ができたものの、その後にウイルス症が発生した。また、種苗生産したヒレジャコの中間育成中の生残率が悪い。また、施設の老朽化が著しく、生産業務に支障をきたしている。 ・モズク養殖業の振興については、配付するオキナワモズク株の芽出しを確認するため配付前の芽出し試験を行う必要がある。また、安定的な配付を実現するために、株の品質管理の徹底が必要である。

成果指標

①計画通りの進捗 ・海面養殖業生産量については、県栽培漁業センターにおいて、養殖用種苗・モズク培養種の配付要望に対応する種苗を量産し、要望通り配付した。 ⑬天候・自然災害 ・海面養殖業生産量については、養殖生産量の大半を占める養殖モズクの生長は漁場環境の変化等によって大きく左右され、R4漁期における日照不足や大雨等の発生により、目標未達成につながった。

施策の推進戦略案(Action)

主な取組

④創意工夫による取組の改善(合理化・効率化) ・養殖業の振興については、新施設の活用や効率的な種苗生産の技術開発を行う。 ・モズク養殖業の振興については、オキナワモズク株の芽出しを確認するために、栽培漁業センターおよびモズク株を管理している水産海洋技術センターで連携して芽出し試験に取り組む。また、水産海洋技術センターと情報共有しながら、徹底した株の品質管理を行う。 ⑧その他 ・養殖業の振興については、紫外線殺菌装置の拡充による飼育海水の清浄化を行い、疾病発生低減に取り組む。また、ヒレジャコ中間育成時のへい死原因の究明および予防技術の開発に取り組む。また、計画的な施設の改修を進める。

成果指標

・海面養殖業生産量については、引き続き、各取組の推進による種苗の安定供給に努めるとともに、養殖モズクの安定性産と生産量増大に向けた取組を推進し、R6目標値の達成を目指す。

令和4年度のふりかえり

施策の推進状況の分析(Check)

当該施策の主な取組の進捗状況は「順調」である。令和6年度目標値は「目標達成の見込み」である。

主な取組

外部環境の分析 ⑤県民ニーズの変化 ・養殖業の振興については、シラヒゲウニ、シャコガイ類の大型種苗の配付を求められている。 改善余地の検証等 ⑦その他 ・養殖業の振興については、ヤイトハタの早期採卵が不安定なため、早期種苗の量産体制が確立されていない。また、ヒレジャコの採卵や種苗生産が不安定なため、安定的な種苗生産および配付ができていない。また、施設の老朽化が著しく、生産業務に支障をきたしている。 ・モズク養殖業の振興については、配付したオキナワモズク株が芽出しする事を確認するため配付前に試験により芽出しを確認する。また、現在保有しているオキナワモズク株は株の採取から複数世代が経過しており種の劣化が懸念されている。

成果指標

①計画通りの進捗 ・海面養殖業生産量については、県栽培漁業センターにおいて、養殖用種苗・モズク培養種の配付要望に対応する種苗を量産し、要望通り配付した。 ⑮その他個別要因 ・海面養殖業生産量については、養殖生産量の大半を占める養殖モズクの生長は、高水温や日照不足等の外部要因の変化によって大きく左右されることから、未達成の要因となった。

施策の推進戦略案(Action)

主な取組

④創意工夫による取組の改善(合理化・効率化) ・養殖業の振興については、新施設の活用や効率的な中間育成技術開発により配付種苗の大型化に取り組む。 ・モズク養殖業の振興については、オキナワモズク株の芽出しを確認するために、栽培漁業センターおよびモズク株を管理している水産海洋技術センターで連携して芽出し試験に取り組む。また、オキナワモズク株の継体培養による株の劣化状況を把握するとともに、芽出しさせた株から種を採取することで株を更新する。 ⑧その他 ・養殖業の振興については、循環飼育システムの活用によりヤイトハタ親魚の加温飼育により、ヤイトハタの安定的な早期採卵に取り組む。また、道路拡張工事により立替となった新施設を活用し、ヒレジャコの早期採卵、種苗量産技術を開発する。また、個別施設計画に沿った予算要求し、計画的に施設を改修する。

成果指標

・海面養殖業生産量については、引き続き、各取組の推進による種苗の安定供給に努めるとともに、養殖モズクの安定性産と生産量増大に向けた取組を推進し、R6目標値の達成を目指す。

この施策のページをシェアしよう

出典

県の報告書での番号は施策 3-(7)-ア-⑤(基本施策 3-(7))です。報告書の PDF では、この番号で探せます。