県のふりかえりと、これから
施策検証票に県が書いた、施策の推進状況の分析(Check)と推進戦略案(Action)です。
県ふりかえり(令和7年度・Check)
当該施策の主な取組の進捗状況は「順調」である。令和9年度目標値は「目標達成の見込み」である。
主な取組
内部要因の分析
③他地域等との比較
・県産農林水産物の他県との差別化の推進については、他国産や日本の他県との競争も激化しており、県産農林水産物の定番化が厳しい状況にある。
外部環境の分析
④社会・経済情勢の変化
・海外販路開拓・拡大に向けた商品開発や海外見本市等への出展支援については、国際情勢や市場構造の急速な変化に伴い、企業の支援ニーズが伴走型の支援へと移行しており、実践的な市場開拓や持続可能なビジネスモデルを構築できる自立した力の育成が求められている。
改善余地の検証等
⑦その他内部要因
・海外市場のニーズに対応した県産品の販路拡大と展開促進については、店舗への単発的な商談のみでは、食材の背景にある価値や生産者のストーリーが十分に伝わらず、継続的な取引や商流拡大につながりにくいという課題が浮き彫りとなった。
・ECを活用するビジネス展開に対する支援については、多くの事業者がデータ分析スキルやノウハウ不足によりサイト構築・運用の投資対効果を見出せないことが原因でEC導入に踏み切れずにいる。
成果指標
⑮その他個別要因(外部要因)
・県内輸出事業者等による沖縄からの年間輸出額については、県産品の海外販路開拓・拡大に向けた商品開発や海外見本市等への出展支援により、飲料の輸出額が年々増加しているためと考えられる。また、R7年の輸出額は、R6年に台湾・韓国への船舶類輸出額が大幅に増加した反動減で前年から減少したと考えられる。
県これからどうする(令和7年度・Action)
主な取組
②連携の強化・改善
・海外市場のニーズに対応した県産品の販路拡大と展開促進については、商品発掘から商流設計までを捉え、シェフの招聘、産地ツアー、プロモーションを一連の流れとして設計する。
⑤情報発信等の強化・改善
・ECを活用するビジネス展開に対する支援については、経営層を対象としてEC活用を促すためのセミナー等を実施する。
・県産農林水産物の他県との差別化の推進については、他産地との差別化を図るため、継続した県産農林水産物のブランディングが必要である。
⑥変化に対応した取組の改善
・海外販路開拓・拡大に向けた商品開発や海外見本市等への出展支援については、企業ニーズの変化に応じ、伴走支援を主軸とし、企業の成長レベルに応じた段階的支援やKPI設定の義務化を導入し、継続的に収益を生み出せる稼ぐ力の向上と自走化を図る。
成果指標
・県内輸出事業者等による沖縄からの年間輸出額については、引き続き沖縄国際物流ハブ機能を活用した県内企業の海外ビジネス展開への支援や県産農林水産物のブランディングによる差別化などにより、県内輸出事業者の年間輸出額の拡大に取り組む。また、県産品の高付加価値化による認知度向上と定番化に向けた取り組みを進めていく。
令和6年度のふりかえり
施策の推進状況の分析(Check)
当該施策の主な取組の進捗状況は「順調」である。令和6年度目標値は「目標達成」である。
主な取組
内部要因の分析
③他地域等との比較
・県産農林水産物の他県との差別化の推進については、他国産や日本の他県との競争も激化しており、県産農林水産物の定番化が厳しい状況にある。
外部環境の分析
④社会・経済情勢の変化
・ECを活用するビジネス展開に対する支援については、スマートフォンなどの電子端末の普及によりWebサイト等の情報にいつでも、どこでもアクセスできるようになったことから、顧客の購買行動が多様化している。
⑤県民ニーズの変化
・海外販路開拓・拡大に向けた商品開発や海外見本市等への出展支援については、当事業の活用などにより、一定の実績と海外販路を有するようになった中核的事業者に対して、海外での継続的な事業展開に繋がる支援が求められている。
改善余地の検証等
⑦その他
・海外市場のニーズに対応した県産品の販路拡大と展開促進については、事業終了後を見据えて、県産食材の継続的な取引につなげるため、店舗へのアプローチの手法について工夫を要する。
・海外販路開拓・拡大に向けた商品開発や海外見本市等への出展支援については、令和6年度は90件の補助を行い、令和5年度より7件増加したが、沖縄県産業振興公社と連携し、より多くの県内事業者が県産品輸出に取り組むことができるよう、補助事業の更なる周知を図る必要がある。
成果指標
⑮その他個別要因
・県内輸出事業者等による沖縄からの年間輸出額については、県産品の海外販路開拓・拡大に向けた商品開発や海外見本市等への出展支援を実施したことにより、台湾等へのビールを含む飲料の輸出等が増加した。
施策の推進戦略案(Action)
主な取組
⑤情報発信等の強化・改善
・海外販路開拓・拡大に向けた商品開発や海外見本市等への出展支援については、沖縄県産業振興公社と連携し、補助事業について、県内事業者に幅広く周知を行う。
・県産農林水産物の他県との差別化の推進については、他産地との差別化を図るため、継続した県産農林水産物のブランディングが必要である。
⑥変化に対応した取組の改善
・海外販路開拓・拡大に向けた商品開発や海外見本市等への出展支援については、県内事業者が海外で継続的に事業展開できる自走力を身に付けられるよう、県産品ブランドの確立に繋がる支援メニューの見直し等に取り組む。
・ECを活用するビジネス展開に対する支援については、実店舗で商品をみて、ECで購入、もしくはその逆等顧客購買行動の多様化の視点を新たに追加し、高付加価値の県産品を購入する顧客像を定性・定量の両面から明らかにする。
⑧その他
・海外市場のニーズに対応した県産品の販路拡大と展開促進については、今年度の取組により、県産食材をメニューに導入した既存店舗への再訪問やヒアリングを行うなど、アフターフォローを実施する。
成果指標
・県内輸出事業者等による沖縄からの年間輸出額については、引き続き沖縄国際物流ハブ機能を活用した県内企業の海外ビジネス展開への支援や県産農林水産物のブランディングによる差別化などにより、県内輸出事業者の年間輸出額の拡大に取り組む。また、県産品の高付加価値化による認知度向上と定番化に向けた取り組みを進めていく。
令和5年度のふりかえり
施策の推進状況の分析(Check)
当該施策の主な取組の進捗状況は「順調」である。令和6年度目標値は「達成に努める」である。
主な取組
内部要因の分析
③他地域等との比較
・県産農林水産物の他県との差別化の推進については、他国産や日本の他県との競争も激化しており、県産農林水産物の定番化が厳しい状況にある。
外部環境の分析
⑤県民ニーズの変化
・海外販路開拓・拡大に向けた商品開発や海外見本市等への出展支援については、当事業の活用などにより、一定の実績と海外販路を有するようになった中核的事業者に対して、海外での継続的な事業展開に繋がる支援が求められている。
改善余地の検証等
⑦その他
・海外市場のニーズに対応した県産品の販路拡大と展開促進については、付加価値を高めるためには、安定供給が可能な商材を現地の富裕・中間層へのアプローチ強化が求められる。
・ECを活用するビジネス展開に対する支援については、令和5年度に実施した調査結果を踏まえ、EC展開に向けた具体的な取組方法の検討が必要。
成果指標
⑮その他個別要因
・県内輸出事業者等による沖縄からの年間輸出額については、輸出事業者の輸送ルートの変更等により、香港向けの肉類及び同調整品が航空輸送から減ったことによるものと考えられる。
施策の推進戦略案(Action)
主な取組
⑤情報発信等の強化・改善
・県産農林水産物の他県との差別化の推進については、他産地との差別化を図るため、継続した県産農林水産物のブランディングが必要である。
⑥変化に対応した取組の改善
・海外販路開拓・拡大に向けた商品開発や海外見本市等への出展支援については、一定の輸出実績を持つ事業者に対して、海外市場でのニーズに合わせた新商品開発や改良、定番化に向けた県産品ブランド構築支援などの適した支援メニューの見直しに取り組む。
⑦取組の時期・対象の改善
・ECを活用するビジネス展開に対する支援については、令和5年度に実施した調査結果を深掘りすることで課題を抽出し、より効果的なEC展開に向けた実証事業等の実施に向けた検討を行う。
⑧その他
・海外市場のニーズに対応した県産品の販路拡大と展開促進については、現地バイヤー等による有力商材の選定や有力店舗の絞り込みなど戦略的なアプローチに取り組む。
成果指標
・県内輸出事業者等による沖縄からの年間輸出額については、引き続き沖縄国際物流ハブ機能を活用した県内企業への海外ビジネス展開を支援や県産農林水産物のブランディングによる差別化などにより、県内輸出事業者の年間輸出額の拡大に取り組む。また、県産品の高付加価値化による認知度向上と定番化に向けた取り組みを進めていく。
令和4年度のふりかえり
施策の推進状況の分析(Check)
当該施策の主な取組の進捗状況は「順調」である。令和6年度目標値は「目標達成」である。
主な取組
内部要因の分析
③他地域等との比較
・県産農林水産物の他県との差別化の推進については、他国産や日本の他県との競争も激化しており、県産農林水産物の定番化が厳しい状況にある。
外部環境の分析
④社会・経済情勢の変化
・海外市場のニーズに対応した県産品の販路拡大と展開促進については、アジア地域に安定的に輸出を行うためには、引き続き認知度向上や小売店舗等における商品の定番化を図る必要がある。
・県産農林水産物の他県との差別化の推進については、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大により、現地の飲食店等での需要は厳しい状況である一方、量販店やネット通販等での需要は好調なケースが見られる。
⑤県民ニーズの変化
・海外販路開拓・拡大に向けた商品開発や海外見本市等への出展支援については、当事業の活用などにより、一定の実績と海外販路を有するようになった中核的事業者に対して、海外での継続的な事業展開に繋がる支援が求められている。
改善余地の検証等
⑦その他
・海外市場のニーズに対応した県産品の販路拡大と展開促進については、ECでの売上げ増加に繋げるため、アジアにおけるEC活用の傾向や県内事業者の意向等を踏まえて有効な取組を検討する必要がある。
・ECを活用するビジネス展開に対する支援については、越境ECでの売上げ増加につなげるため、アジアにおける越境ECの傾向や県内事業者の意向を踏まえて、有効な取組を検討することが必要。
成果指標
①計画通りの進捗
・県内輸出事業者等による沖縄からの年間輸出額については、県内事業者等の行う商流・物流面での海外展開支援をアジア地域等において効果的に実施した。更なる県産品の輸出拡大のためには、引き続き継続した取り組みが必要である。
施策の推進戦略案(Action)
主な取組
⑤情報発信等の強化・改善
・ECを活用するビジネス展開に対する支援については、越境ECの促進は、インバウンドに対する情報発信や、旅行後のプロモーションと一体的に進めることが効果的と判断し、海外インバウンド県産品販路拡大推進事業として実施。
・県産農林水産物の他県との差別化の推進については、ネット通販向けの新たな県産農林水産物の提案が必要である。また、他産地との差別化を図るため、継続した県産農林水産物のブランディングが必要である。
⑥変化に対応した取組の改善
・海外市場のニーズに対応した県産品の販路拡大と展開促進については、EC活用の促進は、インバウンドへの情報発信や旅行後のプロモーションと一体で取り組むことが効果的であるため、令和5年度より「海外インバウンド県産品販路拡大推進事業」として別途実施する。また、「量から質へ」を課題として着目し、県産品の高付加価値化による認知度向上と定番化に向けた取組をシンガポール及び香港市場において実施する。
・海外販路開拓・拡大に向けた商品開発や海外見本市等への出展支援については、一定の輸出実績を持つ事業者に対して、海外市場でのニーズに合わせた新商品開発や定番化に向けた県産品ブランド構築支援などの、中核的事業者の育成に適した支援に取り組む。
・ECを活用するビジネス展開に対する支援については、これまでの課題を踏まえて、越境EC推進に向けた効果的な手法等について、関係事業者と協議を行い、施策推進の方向性を検討する。
成果指標
・県内輸出事業者等による沖縄からの年間輸出額については、引き続き沖縄国際物流ハブ機能を活用した県内企業への海外ビジネス展開を支援や県産農林水産物のブランディングによる差別化などにより、県内輸出事業者の年間輸出額の拡大に取り組む。また、県産品の高付加価値化による認知度向上と定番化に向けた取り組みを進めていく。