県のふりかえりと、これから
施策検証票に県が書いた、施策の推進状況の分析(Check)と推進戦略案(Action)です。
県ふりかえり(令和7年度・Check)
当該施策の主な取組の進捗状況は「順調」である。令和9年度目標値は「目標達成」である。
主な取組
内部要因の分析
①県の制度、執行体制
・ビジネスモデルの国内外への展開については、相手国の情勢や文化の相違により一部招聘を断念したこともあり、不確実性を織り込んだ計画策定が、事業をより強固にするための課題である。
改善余地の検証等
⑦その他内部要因
・IT見本市の開催支援(新たな顧客層への情報発信機会の創出)については、目標を大幅に超える約2万1千人が来場し、新たな顧客層への情報発信がでた一方で、来場者の急増により受付や駐車場で混雑が発生したため、今後はスムーズに案内できる受入体制の改善が必要である。
・ICTビジネス高度化支援については、県内IT事業者の多くは一定の技術力や開発能力は有しているものの、既存技術の深化に長けた事業者と新技術の導入を模索する事業者では現場ニーズの吸い上げ手法や事業化へのアプローチに差異が見られた。
・企業連携による共同受託開発については、連携ビジネスのさらなる活発化に向け、今後は本体制のメリットを広く周知し、公開Webシステム登録企業のさらなる獲得とネットワークの拡大に取り組む必要がある。
成果指標
①計画通りの進捗(内部要因)
・IT見本市への参加企業数については、見本市の周知強化や海外出展等により、参加企業が大幅に増加したことが要因である。また、ITビジネスの高度化に向けた伴走支援や、海外派遣を通じたマッチング強化、企業連携システムの活用等、市場開拓支援が成果を後押しした。
県これからどうする(令和7年度・Action)
主な取組
②連携の強化・改善
・企業連携による共同受託開発については、構築したデータベース及び公開Webシステムについて、更なる利用が促進されるよう、見本市において紹介のパンフレットを作成するなどして、周知を図る。
④創意工夫による取組の改善(合理化・効率化)
・IT見本市の開催支援(新たな顧客層への情報発信機会の創出)については、混雑する時間帯の人員配置の見直しや案内表示の強化により、快適な来場環境を整えるとともに、多様な来場者の悩みに合わせた情報発信や継続的な交流の場を定着させ、新たなビジネス創出を後押しする。
⑥変化に対応した取組の改善
・ICTビジネス高度化支援については、技術の成熟度や段階に応じて、よりきめ細かな伴走支援を図るなど、取組みの検討をしていく。
・ビジネスモデルの国内外への展開については、相手国の情勢等を反映した余裕のあるスケジュール管理を行うとともに、現地団体等との状況共有を強化し、対応できる体制を整える。
成果指標
・IT見本市への参加企業数については、目標達成後も新たなビジネス創出の更なる促進に向け以下の対応を行う。
・市場開拓の支援:市場ニーズに基づく事業計画や出口戦略の立案を支援する。
・連携と受入体制の整備:見本市の混雑緩和等を図り、情報発信や継続的な交流の場を定着させる。
・グローバル展開:海外派遣等で展開のハードルを下げ、人材交流を通じた海外企業との連携を後押しする。
令和6年度のふりかえり
施策の推進状況の分析(Check)
当該施策の主な取組の進捗状況は「順調」である。令和6年度目標値は「目標達成」である。
主な取組
内部要因の分析
②他の実施主体の状況
・ICTビジネス高度化支援については、県内企業の商品、サービスをより高付加価値化するために、県内の企業やユーザーを対象とした取組のみではなく、県外や国外への展開に関する支援についても強化する必要がある。
外部環境の分析
④社会・経済情勢の変化
・ビジネスモデルの国内外への展開(沖縄県投資環境プロモーション事業)については、企業誘致の際、豊富な若い労働力をPRポイントとしていたが、県内においても全国同様、人材不足がより顕在化しており、県内企業における人手不足感は年々高まっている。
改善余地の検証等
⑦その他
・IT見本市の開催支援(新たな顧客層への情報発信機会の創出)については、「逆商談」については本EXPOの特徴的なコンテンツとなっており、毎年参加企業の満足度も高いことから、参加企業数を増やす取り組みの強化が必要である。また、県内企業におけるDXの認知や理解の向上を図り、全県的なDX推進に向けた機運醸成が必要である。また、県内IT企業とアジアをはじめとした海外IT企業とのさらなる連携や協業に向け、引き続きビジネスマッチングを強化する必要がある。
・企業連携による共同受託開発については、更なるIT企業間の連携ビジネスの促進に向け、周知に取り組む必要がある。
成果指標
①計画通りの進捗
・国内外展示会等への出展企業数については、海外事務所等との連携により、海外からの出展や来場者の増加を図ることができた。また、各イベントにて、各企業と連携し、沖縄PRを実施することができた。
施策の推進戦略案(Action)
主な取組
②連携の強化・改善
・IT見本市の開催支援(新たな顧客層への情報発信機会の創出)については、経済団体や県関係部局と連携し、県内の非IT企業にも参加を呼び掛けるとともに、令和7年度は特に県庁内の関係部署とも連携し、県内自治体等に対し、逆商談ブースの活用促進を強化していく。また、WEBサイトの改修を行い、DXに資する情報に容易にアクセスできる環境を整えるとともに、経営者向けセミナーを開催することで、県全体のDXに向けた機運醸成を図る。また、海外で開催されるIT関連イベント(香港、台湾、韓国等)に積極的に出展し、国際IT見本市としての認知度を高めることで、海外企業とのマッチングを強化する。
・ICTビジネス高度化支援については、県外展開を希望している過年度の補助事業者に対し、県外支援機関との連携等を行いつつ、支援を実施する。
・企業連携による共同受託開発については、構築したデータベース及び公開Webシステムについて、更なる利用が促進されるよう、見本市において紹介のパンフレットを作成するなどして、周知を図る。
⑥変化に対応した取組の改善
・ビジネスモデルの国内外への展開(沖縄県投資環境プロモーション事業)については、これまでの企業誘致は雇用創出・企業集積に重きを置いてきたが、人手不足の昨今の状況を踏まえ、企業誘致の範囲を立地に限定せず、新たな企業活動の呼び込みも誘致対象とし、プロモーションを実施する。
成果指標
・国内外展示会等への出展企業数については、引き続き、IT見本市の開催内容の充実やWebサイトでの情報発信の強化を図ることで、マッチングの機会創出やDXへの機運醸成等を図る。また、県外事務所や海外事務所等との連携を強化し、国内外からの参加企業を増やしていく。
・今後もイベント出展については各企業と連携し、沖縄PRを共同で実施する予定である。
令和5年度のふりかえり
施策の推進状況の分析(Check)
当該施策の主な取組の進捗状況は「順調」である。令和6年度目標値は「目標達成」である。
主な取組
内部要因の分析
②他の実施主体の状況
・IT見本市の開催支援(新たな顧客層への情報発信機会の創出)については、R5年度に今後のリゾテックEXPOが目指すべき将来像を描いた中期的な計画である基本計画を策定したが、収支計画については、県負担金以外の新たな収入源の検討を行っていく必要がある。
外部環境の分析
④社会・経済情勢の変化
・ビジネスモデルの国内外への展開(沖縄県投資環境プロモーション事業)については、県内企業のDXの底上げや新ビジネスにつながる取組を展開する企業の誘致を行い、県内企業との連携・共創を促進するため、引き続き効果的かつきめ細やかなプロモーション活動を行う必要がある。
改善余地の検証等
⑦その他
・IT見本市の開催支援(新たな顧客層への情報発信機会の創出)については、県内の全産業のDXを進めて行くため、IT見本市の開催内容の充実やWebサイトでの情報発信の強化を図ることで、マッチングの機会創出やDXへの機運醸成等を図る必要がある。また、IT見本市を「国際IT見本市」としてより発展させていくためには、コロナ禍において減速していた海外からの出展や来場者を増やす必要がある。
・ICTビジネス高度化支援については、県内企業の商品、サービスをより高付加価値化するために、県内の企業やユーザーを対象とした取組のみではなく、県外や国外の販路を拡大する取組について、掘り起こしを強化する必要がある。
・企業連携による共同受託開発については、収集した企業ニーズの分析をもとに、効果的なビジネスマッチングができる環境を構築する必要がある。
成果指標
①計画通りの進捗
・国内外展示会等への出展企業数については、出展者が増えた要因としては、早割を設定したことで、申し込みが全体的に早まったことや、台湾のIT展示会に出展するなど積極的に国際化を進めたこと等により、目標達成となった。また、企業誘致プロモーションの一環で、実際に沖縄でビジネスを展開する企業と展示会に共同出展を行っている。展示会への出展回数を前年度の4回から2回に減らしたことで、共同出展企業数は減ったが、計画を上回った。
施策の推進戦略案(Action)
主な取組
②連携の強化・改善
・IT見本市の開催支援(新たな顧客層への情報発信機会の創出)については、海外事務所等との連携により国外に向けた情報発信等を強化することで、海外からの出展や来場者の増加を図る。
・ICTビジネス高度化支援については、企業との事前相談において、県外で展開が見込まれる取組に関しては、県外事務所等と連携し、県外企業等との協働の可能性を確認する。
・企業連携による共同受託開発については、構築したデータベース及び公開Webシステムについて、企業間の連携や交渉がスムーズに行うことができるよう、随時、機能追加や連携方法を改善していく。
④創意工夫による取組の改善(合理化・効率化)
・IT見本市の開催支援(新たな顧客層への情報発信機会の創出)については、非IT企業等のサイネージ広告の活用の促進や、無料提供商品の有償化など新たな収入源の拡大に向けた取組みを支援する。
⑤情報発信等の強化・改善
・IT見本市の開催支援(新たな顧客層への情報発信機会の創出)については、引き続き、IT見本市の開催内容の充実やWebサイトでの情報発信の強化を図ることで、マッチングの機会創出やDXへの機運醸成等を図る。
⑥変化に対応した取組の改善
・ビジネスモデルの国内外への展開(沖縄県投資環境プロモーション事業)については、沖縄ITイノベーション戦略センター、県内市町村、県内教育研究機関、立地企業等と連携し、効果的なプロモーションを実施するため、ResorTechEXPO等の施策と連動させたイベント出展等を行う。
成果指標
・国内外展示会等への出展企業数については、引き続き、県内企業とともに県外・国外展示会等への共同出展を行い、県内のビジネスモデルの国内外への展開を促進する。
令和4年度のふりかえり
施策の推進状況の分析(Check)
当該施策の主な取組の進捗状況は「順調」である。令和6年度目標値は「目標達成」である。
主な取組
内部要因の分析
②他の実施主体の状況
・IT見本市の開催支援(新たな顧客層への情報発信機会の創出)については、IT見本市を今後も持続的に発展させていくためには、IT見本市の認知度を高め、出展・参加のメリットを向上させ、民間収入の増加を図ることで県負担金を削減していく必要がある。
外部環境の分析
④社会・経済情勢の変化
・ビジネスモデルの国内外への展開(沖縄県投資環境プロモーション事業)については、県内企業のDXの底上げや新ビジネスにつながる取組を展開する企業の誘致を行い、県内企業との連携・共創を促進するため、引き続き効果的かつきめ細やかなプロモーション活動を行う必要がある。
⑤県民ニーズの変化
・企業連携による共同受託開発については、効果的な企業マッチングを行うため、より多くの企業に対するヒアリングを実施し、効果的な仕組みの構築を行う必要がある。
改善余地の検証等
⑦その他
・IT見本市の開催支援(新たな顧客層への情報発信機会の創出)については、県内でDXに取り組む企業はまだ少ないことから、IT見本市の開催内容の充実やWebサイトでの情報発信の強化により、さらなるマッチングの機会創出やDXへの機運醸成等を図る必要がある。また、IT見本市を「国際IT見本市」としてより発展させていくためには、コロナ禍において減少していた海外からの出展や来場者を増やす必要がある。
・ICTビジネス高度化支援については、実証事業等において、コンソーシアムを組む等企業間で連携することで効果的な事業実施が可能な案件があるが、他IT企業の情報が分からず連携先を探しきれない為、小規模な取組となっている案件がある。
成果指標
①計画通りの進捗
・国内外展示会等への出展企業数については、R4年度実績値は、基準値に対して①IT見本市への出展企業数56社増となっており、R4年度計画値に対して47社の増となっている。コロナが比較的落ち着き、リアルでの展示会需要が高まったこと等により目標達成となった。また、企業誘致プロモーションの一環で、実際に沖縄でビジネスを展開する企業と展示会に共同出展を行っている。コロナが落ち着いたことから、展示会への出展回数を前年度の2回から4回に増やしたため、共同出展企業数も増え、計画を上回った。
施策の推進戦略案(Action)
主な取組
①執行体制の改善
・IT見本市の開催支援(新たな顧客層への情報発信機会の創出)については、これまでのような単年度収支計画に基づくものではなく、自走化に向けて、県負担金を段階的に削減し、民間収入で賄っていくための中期的な計画の策定に取り組む。
②連携の強化・改善
・ICTビジネス高度化支援については、支援前に実施する事前相談において、取組の規模や企業が有する技術力を踏まえ、他企業との連携が可能か検討し、必要が認められる取組については、関連企業・団体の紹介等により連携を促進する。
⑤情報発信等の強化・改善
・IT見本市の開催支援(新たな顧客層への情報発信機会の創出)については、引き続き、IT見本市の開催内容の充実やウWebサイトでの情報発信の強化を図ることで、マッチングの機会創出やDXへの機運醸成等を図る。
・企業連携による共同受託開発については、県内外の企業に対し、取組の紹介等を行うとともにヒアリングを実施し、多様な企業ニーズの収集と分析を行う。
⑥変化に対応した取組の改善
・ビジネスモデルの国内外への展開(沖縄県投資環境プロモーション事業)については、引き続き、沖縄ITイノベーション戦略センターをはじめとする関係団体と連携し、ResorTech EXPO等の各種施策と連動したプロモーションを展開する。
⑧その他
・IT見本市の開催支援(新たな顧客層への情報発信機会の創出)については、海外事務所等との連携により国外に向けた情報発信等を強化することで、海外からの出展や来場者の増加を図る。
成果指標
・国内外展示会等への出展企業数については、①引き続きIT見本市の開催支援により、ビジネス交流機会の創出に取り組む。
②引き続き、県内企業と共に県外・国外展示会等への共同出展を行い、県内のビジネスモデルの国内外への展開を促進する。