施策 1-(3)-ア-④
施策展開「海洋島しょ圏としてのSDGsへの貢献」の

赤土等流出防止に向けた総合対策

C 取組は順調だが、成果は遅れている
令和7年度の
4年間の判定
  1. R4R4: 未公表
  2. R5R5: 成果が遅れている
  3. R6R6: 成果が遅れている
  4. R7R7: 成果が遅れている
ひとことで言うと(実施計画の「施策の方向」から)

「沖縄県赤土等流出防止対策基本計画」に基づき、地域団体やNPO等の活動を支援するなど、流出防止に向けた地域住民の主体的な取組を推進するとともに、市町村、関係団体と連携し、各種発生源対策に係る普及啓発活動の強化に取り組みます。

施策の方向をすべて読む

・「沖縄県赤土等流出防止対策基本計画」に基づき、地域団体やNPO等の活動を支援するなど、流出防止に向けた地域住民の主体的な取組を推進するとともに、市町村、関係団体と連携し、各種発生源対策に係る普及啓発活動の強化に取り組みます。 ・農地等の対策については、赤土等流出の実態に応じ、営農支援の強化、ほ場勾配の抑制、グリーンベルトの設置など各種発生源対策の強化に取り組むとともに、流下する排水経路上では、沈砂池等の設置や施設に堆積した土砂の適切な除去を進めるなど、新たな取組を含め、総合的な赤土等流出防止対策の強化に取り組みます。 ・農地以外においても、流出防止対策の遵守・徹底に向けて、普及啓発及び監視指導を強化するとともに、砂防ダム等の既存施設の改修、浚渫、清掃等の維持管理、堆積赤土等の除去、流出防止に関する調査研究など、赤土等流出防止対策の強化に取り組みます。 ・「沖縄県赤土等流出防止条例」の成果について検証し、必要に応じて見直しに取り組みます。

(R7)
6/6件が順調
(R7)
0/1が計画値に到達
達成率 0%

成果指標:ゴールまでの道のり

スタートからゴールまで、点線の計画どおりに進んでいるかを青い点の実績値で見ます。

監視海域における赤土等年間流出量(トン)

担当: 環境部環境保全課

達成率 0%スタートの基準値から進んでいません

  1. スタート141,172トン
  2. いま141,172トンR7の 116,731トン
  3. ゴール104,529トン(R9年度)・基準値より低い目標値県の見通し 達成は困難

R7から中期になり、ゴールが新しくなりました。

県による説明(R7・環境部環境保全課)

監視地域(海域)における赤土等年間流出量の推計は、第2次沖縄県赤土等流出防止対策基本計画に基づき実施することとなっており、次回は令和9年度に公表することとなっている。

表で見る
監視海域における赤土等年間流出量の年度別の値
報告年度基準値その年度の計画値実績値達成率目標値県の見通し
R7
中期
141,172トン116,731トン141,172トン
0%104,529トン
R9年度
達成は困難
R6
前期
141,172トン126,500トン141,172トン
-%126,500トン
R6年度
達成は困難
R5
前期
141,172トン131,386トン141,172トン
0%126,500トン
R6年度
達成に努める
R4
前期
141,172トン136,286トン141,172トン
-%126,500トン
R6年度
達成に努める
この指標だけのページを見る

スタンプは各年度のです。名前を押すと、4年分の活動内容・予算・県の検証と改善案を見られます。

この施策の主な取組の進捗状況
  • 順調
  • やや遅れ
  • 大幅遅れ
R4前期
6件
R5前期
6件
R6前期
6件
R7中期
6件
表で見る
順調やや遅れ大幅遅れ計
R45
83.3%
0
0.0%
1
16.7%
6
R54
66.7%
1
16.7%
1
16.7%
6
R64
66.7%
0
0.0%
2
33.3%
6
R76
100.0%
0
0.0%
0
0.0%
6
  1. R4R4: 順調
  2. R5R5: 順調
  3. R6R6: 順調
  4. R7R7: 順調
(R7)
赤土等流出防止対策交流集会及び講習会の開催数(累計)
計画 3回 → 実績 3回 計画クリア
R7にやったこと

県民を対象とした赤土等流出防止対策に係る交流集会を1回、土木業者等を対象とした講習会を南部地区及び八重山地区で各1回(計2回)実施した。

この取組の4年分の活動・予算・検証・改善案
  1. R4R4: 大幅遅れ
  2. R5R5: 大幅遅れ
  3. R6R6: 大幅遅れ
  4. R7R7: 順調
(R7)
赤土等流出防止活動への支援団体数(累計)
計画 4団体 → 実績 4団体 計画クリア
R7にやったこと

赤土等流出防止対策に取り組む4団体の活動に対して補助金を交付する。

この取組の4年分の活動・予算・検証・改善案
  1. R4R4: 順調
  2. R5R5: 順調
  3. R6R6: 順調
  4. R7R7: 順調
(R7)
市町村(地域協議会)の活動支援数(内訳)
計画 12カ所 → 実績 12カ所 計画クリア
R7にやったこと

地域協議会(12組織)における赤土等流出防止対策(グリーンベルト等)に係る活動を支援した。赤土等流出防止活動資金の確保に係る制度設計に向け、グリーンベルト植栽のベチバー二次利用等を実施した。

この取組の4年分の活動・予算・検証・改善案
  1. R4R4: 順調
  2. R5R5: やや遅れ
  3. R6R6: 大幅遅れ
  4. R7R7: 順調
(R7)
対策地区数(内訳)
計画 9地区 → 実績 9地区 計画クリア
R7にやったこと

伊是名村第2地区(伊是名村)ほか8地区において流出防止対策および発生源対策の整備をした。

この取組の4年分の活動・予算・検証・改善案
  1. R4R4: 順調
  2. R5R5: 順調
  3. R6R6: 順調
  4. R7R7: 順調
(R7)
既存施設の改修、浚渫、清掃等の機能改善に係る維持管理マニュアルの作成と管理者向け説明会の開催
計画 維持管理マニュアル(素案)作成 → 実績 維持管理マニュアル(素案)作成
R7にやったこと

これまでの実証試験等による効果検証を踏まえ、既存施設の維持管理に係るマニュアル(素案)を作成した。

この取組の4年分の活動・予算・検証・改善案
  1. R4R4: 順調
  2. R5R5: 順調
  3. R6R6: 順調
  4. R7R7: 順調
(R7)
対策状況の把握・赤土等堆積状況等モニタリング地域数(内訳)
計画 20海域(継続20海域) → 実績 22海域 計画クリア
R7にやったこと

県内22地域の赤土等堆積状況、衛星画像を用いた沿岸域の赤土等堆積量の推定精度向上に係る検証や、中間評価手法の検討を行った。

この取組の4年分の活動・予算・検証・改善案

一括交付金(ソフト)の事業

主な取組の評価とは別に、この施策に当たる一括交付金(ソフト)の事業ごとに、県が成果目標の達成状況をしたもの(◎達成・○概ね達成・△一部達成・未達成)です。

R6の評価(2事業)◎ 達成 1○ 概ね達成 1
一括交付金の事後評価

赤土等流出防止総合対策事業

環境部 環境保全課 計画期間 H24~R13
  1. R4R4: △ 一部達成
  2. R5R5: ○ 概ね達成
  3. R6R6: ○ 概ね達成
R6の評価 ○ 概ね達成成果目標の達成率 71%
R6の成果目標
成果目標目標実績
調査結果を反映させた赤土等流出防止対策関係事業(5事業)による赤土等流出量削減前年度比5%削減―
環境教育等への参加者数460名474名
赤土等流出防止活動実施団体支援数7団体3団体
対策実施地域(モデル流域)での赤土等流出削減割合10%減―

R6の予算額 1.6億円、執行済額 1.6億円(執行率 98.2%)、うち交付金 1.3億円

事業の内容と今後の方針

事業概要: ①対策状況等を把握し、流出要因の特定及び削減量の試算等を行う。②陸域での対策効果を検証する。③赤土流出問題に対する、学生への環境教育及び地域住民への啓発活動の実施。④NPO等団体が事業者(農業者)および地域住民と協働した地域ぐるみの対策活動を助成。⑤農地整備に伴い設置された砂防ダム等、既存施設の実態調査を行う。⑥既存施設の改修、浚渫、清掃等の維持管理を実施するとともに堆積赤土等の有効活用を検討する。

今後の取り組み方針: ・令和5年3月の策定した「第2次沖縄県赤土等流出防止対策基本計画」に基づいたモニタリング調査を実施し、海域における赤土等堆積状況及び陸 域の赤土等流出削減状況等を関係機関に提供し、関係機関の事業計画に反映する。 ・赤土等流出防止活動に取り組む団体の活動内容の紹介や、活動に対する支援について周知し、対策に取り組む団体数の増加を図る。 ・流域単位で流出源対策および既存施設の浚渫等を行うモデル地区の設置および維持管理マニュアル(素案)の策定を行う。

前の年度の評価(R5・R4)
  • R5: 概ね達成(達成率 79%)、予算額 1.8億円・執行済額 1.8億円。成果目標: 調査結果を反映させた赤土等流出防止対策関係事業(5事業)による赤土等流出量削減 目標前年度比5%削減 実績令和9年度調査予定 / 環境教育等への参加者数 目標460名 実績542名 / 赤土等流出防止活動実施団体支援数 目標7団体 実績4団体 / 対策実施地域(モデル流域)での赤土等流出削減割合 目標10%減 実績―
  • R4: 一部達成(達成率 52%)、予算額 1.4億円・執行済額 1.3億円。成果目標: 環境教育及び啓発活動への参加者数:350名 実績環境教育及び啓発活動への参加者数:414名 / 赤土等流出防止活動実施団体支援数:7団体 実績赤土等流出防止活動実施団体支援数4団体 / 対策実施地域(モデル流域)での赤土等流出削減割合、前年度(R3年度)比10%の削減 実績-(降雨量不足により解析に必要なデータが得られなかったため)

出典: 総括表 9ページ(別のタブで開きます)、検証シート((3) 持続可能な海洋共生社会の構築 1ページ)(別のタブで開きます)

一括交付金の事後評価

赤土等流出防止営農対策促進事業

農林水産部 営農支援課 計画期間 H24~R13
  1. R4R4: ◎ 達成
  2. R5R5: ◎ 達成
  3. R6R6: ◎ 達成
R6の評価 ◎ 達成成果目標の達成率 100%
R6の成果目標
成果目標目標実績
支援市町村(地域協議会)数12箇所12箇所
農地の赤土等流出防止対策(グリーンベルト設置)12,000m18,967m
赤土等流出防止営農対策に関する試験研究実施実施

R6の予算額 1.8億円、執行済額 1.7億円(執行率 94.4%)、うち交付金 1.4億円

事業の内容と今後の方針

事業概要: 農地からの赤土等流出防止対策の推進のため、市町村(地域協議会)の活動支援等を行う。

今後の取り組み方針: ・農業環境コーディネーターの知識及び技術の向上に向けた研修とコーディネート業務に活用出来るような研修及び講習会等の情報提供を行ってい く。 ・農業環境コーディネーターの知名度向上と地域協議会の活動周知を図るため、イベント出展やWeb広報活動等を実施する。 ・市町村(地域協議会)への継続した活動支援を行いつつ、赤土等流出防止対策用資材の2次活用の推進等を実施する。

前の年度の評価(R5・R4)
  • R5: 達成(達成率 100%)、予算額 1.6億円・執行済額 1.5億円。成果目標: 支援市町村(地域協議会)数 目標11箇所 実績11箇所 / 農地の赤土等流出防止対策(グリーンベルト設置) 目標11,000m 実績19,697m / 赤土等流出防止営農対策に関する技術開発と検証 目標実施 実績実施
  • R4: 達成(達成率 100%)、予算額 1.9億円・執行済額 1.7億円。成果目標: 支援市町村(地域協議会)数11箇所 実績支援市町村(地域協議会)数11箇所 / 農地の赤土等流出防止対策(グリーンベルト設置)11,000m/年 実績農地の赤土等流出防止対策(グリーンベルト設置)24,967m/年 / 赤土等流出防止営農対策に関する技術開発と検証 1件 実績赤土等流出防止営農対策に関する技術開発と検証を実施

出典: 総括表 10ページ(別のタブで開きます)、検証シート((3) 持続可能な海洋共生社会の構築 6ページ)(別のタブで開きます)

将来像1の一括交付金の事業をさがす・すべての事業をさがす

主な取組と同じ事業のこともありますが、名前や単位が違うことがあり、取組とは結び付けていません。予算額は前の年度からの繰越を含む事業費(国が8割・県が2割)です。

県のふりかえりと、これから

施策検証票に県が書いた、施策の推進状況の分析(Check)と推進戦略案(Action)です。

ふりかえり(令和7年度・Check)

当該施策の主な取組の進捗状況は「順調」である。令和9年度目標値は「達成は困難」である。

主な取組

内部要因の分析 ①県の制度、執行体制 ・赤土等流出防止対策推進事業については、現場の状況に応じた適切な監視・指導を行う必要があること、人事異動等が生じても監視・指導の質を保つため、本庁及び出先機関の担当者の技術的な知識の向上及び担当者間の情報共有が重要である。 ・赤土等流出防止営農対策促進事業については、農地における赤土等流出防止対策を継続するための支援体制が構築されていない。 ・赤土等流出防止対策検証事業については、モニタリング調査結果の関係各課への共有に加え、各課の取組が赤土等流出削減量にどのように影響するかを示す必要がある。 ②他の実施主体の状況 ・赤土等流出防止営農対策促進事業については、継続年数等の差により、農業環境コーディネーターの農業に関する知識や技術などの水準にバラツキがある。 外部環境の分析 ④社会・経済情勢の変化 ・赤土等流出防止対策推進事業については、県全域で年間約25万トンの赤土等が流出しており、赤土等流出防止対策技術の更なる向上及び対策技術の周知を図る必要がある。また、無届事案を減らすため、届出等手続の周知を図る必要がある。 ・赤土等流出防止営農対策促進事業については、農家の高齢化や兼業化、問題への関心の状況により、赤土等流出防止対策にかける労力や経費については、優先順位が低い状況にある。 改善余地の検証等 ⑦その他内部要因 ・赤土等流出防止活動促進事業については、地域住民の主体的な赤土対策の推進を図るためには、地域ぐるみの普及啓発活動や対策活動が不可欠であり、取組団体等が地域とともに実施する活動の充実とより効果的な補助金の活用を図る必要がある。 ・水質保全対策事業(耕土流出防止型)については、事業執行担当者の地区予算について、次年度予算要求と実際に実施していく中で下準備が完了できず、施工箇所の変更等を行う。それに伴い、顕著に予算増減する地区がある。また、計画等策定時あるいは事業遂行時において発生した用地取得の課題や作付調整の課題、解決に時間を要し、事業遂行に支障をきたすことが懸念される。 ・赤土等流出防止施設機能強化事業については、引き続き、浚渫による継続的な赤土等流出防止効果を確認するとともに、さらに広範囲での対策効果を確認する必要がある。また、既存施設の維持管理に係るマニュアルを実効性のあるものとするため、施設の管理者や関係機関等の意見を問り入れる必要がある。 ・赤土等流出防止対策検証事業については、人工衛星画像を用いた赤土等堆積量の解析精度はまだ不十分であるため、更なる検証が必要である。また、近年の気候変動による降雨の変化等を踏まえ、現在の赤土等流出防止対策等を検証する必要がある。

成果指標

⑥その他個別要因(内部要因) ・監視海域における赤土等年間流出量については、監視地域(海域)における赤土等年間流出量の推計は、第2次沖縄県赤土等流出防止対策基本計画に基づき実施することとなっており、次回は令和9年度に公表することとなっている。

これからどうする(令和7年度・Action)

主な取組

①執行体制の改善 ・赤土等流出防止営農対策促進事業については、持続的な赤土等流出防止体制の構築に向けて、防止資材の二次利用等により、引き続き活動資金の確保について検討する。 ・水質保全対策事業(耕土流出防止型)については、引き続き出先事務所とヒアリングを重ねて検討課題を洗い出し、無理のない執行計画への見直しや実情に沿った予算要求をフォローする。 ②連携の強化・改善 ・赤土等流出防止対策推進事業については、担当者会議を2回、赤土パトロールを1回実施し、本庁及び出先機関の担当者の技術的な知識の向上及び担当者間の情報共有を行うと共に、ビジネスチャットツールを用いて担当者間の情報共有を強化する。 ・赤土等流出防止営農対策促進事業については、農業環境コーディネーターの知識及び技術の向上に向けた研修とコーディネート業務に活用出来るような講習会等の情報提供を行う。 ・赤土等流出防止施設機能強化事業については、令和7年度に作成した素案をもとに施設の管理者等関係機関と検討・調整し、維持管理マニュアルを策定する。 ・赤土等流出防止対策検証事業については、継続的なモニタリング調査を実施に加え、各地域・各取組の赤土等流出量及び削減量を示す方法を検討し、関係機関等に共有する。 ④創意工夫による取組の改善(合理化・効率化) ・赤土等流出防止対策推進事業については、赤土等流出防止交流集会(1回)及び赤土等流出防止対策講習会(2回)を実施すると共に、関係機関等に参加を呼びかけ、赤土等流出防止対策の技術の向上、届出等手続の更なる周知を図る。 ・赤土等流出防止施設機能強化事業については、過年度に実証試験を行った施設において継続調査を実施し、浚渫等による継続的な効果を検証するとともに、流域レベルでの効果検証を行う。 ・赤土等流出防止対策検証事業については、人工衛星画像を用いた赤土等堆積量の解析精度の向上を図り、広く公表できる資料を作成する。降雨状況の変化に既存の赤土等流出防止対策が適応しているか検証を行う。 ⑤情報発信等の強化・改善 ・赤土等流出防止活動促進事業については、取組団体等のより効果的な補助金の活用を図るため、1団体あたりの補助額の上限を引き上げ、団体が行う取組内容の充実を図る。 ・赤土等流出防止営農対策促進事業については、赤土等流出について広く認知を獲得するため、イベントへの出展等活動状況をPRする。 ⑦取組の時期・対象の改善 ・水質保全対策事業(耕土流出防止型)については、事業完了へ向けた課題を総合的に把握するため、地区ごとに「課題整理票」を作成するとともに、関係市町村、土地改良区、受益者等の関係者との連携を強化し、円滑な事業に努める。

成果指標

・監視海域における赤土等年間流出量については、令和4年度に策定した県の赤土等流出防止対策の総合な計画である「第2次赤土等流出防止対策基本計画」に基づき赤土等流出防止対策を推進する。

令和6年度のふりかえり

施策の推進状況の分析(Check)

当該施策の主な取組の進捗状況は「概ね順調」である。令和6年度目標値は「達成は困難」である。

主な取組

内部要因の分析 ①県の制度、執行体制 ・赤土等流出防止対策推進事業については、現場ごとに異なる赤土等流出防止対策について状況に応じた適切な監視・指導を行うため、本庁及び出先機関の担当者の技術的な知識の向上及び担当者間の情報共有が必要である。 ・赤土等流出防止営農対策促進事業については、農地における赤土等流出防止対策を継続するための支援体制が構築されていない。 ・水質保全対策事業(耕土流出防止型)については、事業を実施する上で実情に沿った予算推移の新規採択地区目標値になっていない。 ・赤土等流出防止対策検証事業については、第2次沖縄県赤土等流出防止対策基本計画で設定した目標を達成するため、調査結果を関係各課へ共有する必要がある。 ②他の実施主体の状況 ・赤土等流出防止営農対策促進事業については、継続年数等の差により、農業環境コーディネーターの農業に関する知識や技術などの水準にバラツキがある。 外部環境の分析 ④社会・経済情勢の変化 ・赤土等流出防止対策推進事業については、県全域で年間約25万トンの赤土等が流出しており、赤土等流出防止対策技術の更なる向上及び対策技術の周知を図る必要がある。また、無届事案を減らすため、届出等手続の周知を図る必要がある。 ・赤土等流出防止営農対策促進事業については、農家の高齢化や兼業化、問題への関心の状況により、赤土等流出防止対策にかける労力や経費については、優先順位が低い状況にある。 改善余地の検証等 ⑦その他 ・赤土等流出防止活動促進事業については、赤土等流出防止のためには、地域における団体等による普及啓発活動や赤土等流出防止対策活動が重要であり、取組団体を増やす必要がある。 ・水質保全対策事業(耕土流出防止型)については、事業執行担当者の地区予算について、次年度予算要求と実際に実施していく中で事前準備が出来ておらず施工箇所変更等があり、予算の増減が顕著な地区がある。 ・赤土等流出防止施設機能強化事業については、浚渫による継続的な赤土等流出防止効果を確認することが必要である。また、今後、施設管理者が適切な維持管理を継続的に行うため、具体的な手法や手順を示す必要がある。 ・赤土等流出防止対策検証事業については、モニタリング調査では県内22海域の赤土等堆積状況を測定しているが、それ以外の地点を広域的・経年的に把握できていない。

成果指標

⑥その他個別要因 ・監視海域における赤土等年間流出量については、監視地域(海域)における赤土等年間流出量は5年おきに推計を行うこととしており、次回は令和8年度に推計する。

施策の推進戦略案(Action)

主な取組

①執行体制の改善 ・赤土等流出防止対策推進事業については、担当者会議や合同パトロールを実施し、担当者間の情報共有及び意見交換を行うことで、職員の知識の向上を図るとともに、日ごろから意見交換を行いやすい雰囲気を作る。 ・赤土等流出防止営農対策促進事業については、持続的な赤土等流出防止対策の体制について、関連機関と連携し、普及活動を推進する。 ・水質保全対策事業(耕土流出防止型)については、事業を実施する上で実情に沿った予算推移の新規採択計画を作成し、事業執行担当者だけでなく事業計画担当者とも共有し、次期採択予定地区へフィードバックする。 ②連携の強化・改善 ・赤土等流出防止営農対策促進事業については、農業環境コーディネーターの知識及び技術の向上に向けた研修とコーディネート業務に活用出来るような講習会等の情報提供を行っていく。 ・赤土等流出防止対策検証事業については、継続的なモニタリング調査を実施し、海域における赤土等堆積状況および陸域の赤土等流出削減状況等を庁内会議等により共有し、関係各課における事業等の促進に資する。 ④創意工夫による取組の改善(合理化・効率化) ・赤土等流出防止施設機能強化事業については、実証試験等による効果検証を踏まえ、既存施設の維持管理に係るマニュアルを作成する。また、過年度に実証試験を行った施設において継続調査を実施し、浚渫等による継続的な効果を検証する。 ・赤土等流出防止対策検証事業については、モニタリング調査地点以外について、人工衛星画像を用いた赤土等堆積量推定手法を確立することで、赤土等堆積量を広域的・経年的に推定する。 ⑤情報発信等の強化・改善 ・赤土等流出防止対策推進事業については、赤土等流出防止対策技術交流集会を開催し、事業現場や農地等における対策技術の周知等を行うとともに、赤土等流出防止対策講習会を実施し、届出等手続の徹底を図る。 ・赤土等流出防止活動促進事業については、赤土等流出防止対策に係るこれまでの団体等の活動実績や補助金事業に係る情報を県HPに掲載し広く周知を図る。 ・赤土等流出防止営農対策促進事業については、赤土等流出について広く認知を獲得するため、メディア媒体の活用等、活動状況をPRする。 ⑦取組の時期・対象の改善 ・水質保全対策事業(耕土流出防止型)については、次年度予算要求資料の段階で、用地買収や保安林解除申請等の事前準備はどこまで済ませているのか等の確認を行い、実情に沿った予算要求のフォローを行う。

成果指標

・監視海域における赤土等年間流出量については、令和4年度に策定した県の赤土等流出防止対策の総合な計画である「第2次赤土等流出防止対策基本計画」に基づき赤土等流出防止対策を推進する。

令和5年度のふりかえり

施策の推進状況の分析(Check)

当該施策の主な取組の進捗状況は「概ね順調」である。令和6年度目標値は「達成に努める」である。

主な取組

内部要因の分析 ①県の制度、執行体制 ・赤土等流出防止対策推進事業については、複雑な地形や多様化する事業現場における赤土等流出防止対策の届出・通知の審査や事業現場での的確な指導等を行うため、職員の知識、能力の向上を図る必要がある。 ・赤土等流出防止営農対策促進事業については、農地における赤土等流出防止対策を継続するための支援体制が構築されていない。 ・水質保全対策事業(耕土流出防止型)については、事業を実施する上での課題になったこと等が事業計画担当者へ共有されていない。 ・赤土等流出防止対策検証事業については、令和5年3月に策定した第2次沖縄県赤土等流出防止対策基本計画で設定した目標を達成する必要がある。 ②他の実施主体の状況 ・赤土等流出防止営農対策促進事業については、継続年数等の差により、農業環境コーディネーターの農業に関する知識や技術などの水準にバラツキがある。 ・赤土等流出防止施設機能強化事業については、既存施設の機能維持のため必要となる浚渫には多額の費用を要することから、多くの既存施設等で浚渫が行われず機能低下が確認された。 外部環境の分析 ④社会・経済情勢の変化 ・赤土等流出防止対策推進事業については、依然として沖縄県赤土等流出防止条例に基づく届出・通知がされていない事業現場や対策が不十分な事業現場や農地等がみられる。 ・赤土等流出防止営農対策促進事業については、農家の高齢化や兼業化、問題への関心の状況により、赤土等流出防止対策にかける労力や経費については、優先順位が低い状況にある。 ⑤県民ニーズの変化 ・水質保全対策事業(耕土流出防止型)については、地元農家や市町村との調整の結果、施工箇所の変更や工法変更のため工期が延びる傾向である。 改善余地の検証等 ⑦その他 ・赤土等流出防止活動促進事業については、県全体の赤土等流出量の約8割が農地由来であり、赤土等流出防止対策を強化するためには団体等が実施する地域住民等と協働した活動が必須であることから、赤土等流出防止活動を行う団体を増やす必要がある。 ・水質保全対策事業(耕土流出防止型)については、事業効果の向上を図るには、実施地区の課題を事業計画担当者とも共有することが必要。早期の地元調整および設計・積算をし、地区課題についても迅速に対処できる。 ・赤土等流出防止施設機能強化事業については、既存施設の管理コストと削減のため、経費のうち多くの割合を占める浚渫した堆積赤土等の処分方法の検討が必要となる。 ・赤土等流出防止対策検証事業については、ドローン撮影画像および人工衛星画像を活用した調査結果を実測データと比較検証するなどし、広域調査の実施に向け画像解析の精度および解析の簡便性向上を図る必要がある。

成果指標

⑥その他個別要因 ・監視海域における赤土等年間流出量については、監視地域(海域)における赤土等年間流出量は5年おきに推計を行うこととしており、次回は令和8年度に推計する(推計値の公表は令和9年度)。

施策の推進戦略案(Action)

主な取組

①執行体制の改善 ・赤土等流出防止対策推進事業については、職員の知識、能力向上を図るため、担当者会議や合同パトロールを行い、担当者間での意見交換等を実施する。 ・赤土等流出防止営農対策促進事業については、持続的な赤土等流出防止体制の構築に向けて、防止資材の二次利用等により、引き続き活動資金の確保について検討する。 ②連携の強化・改善 ・赤土等流出防止営農対策促進事業については、農業環境コーディネーターの知識及び技術の向上に向けた研修とコーディネート業務に活用出来るような講習会等の情報提供を行う。 ・水質保全対策事業(耕土流出防止型)については、事業を実施する上で課題となったものがあった場合は事業執行担当者だけでなく事業計画担当者とも共有し、次期採択予定地区へフィードバックする。また、事業執行担当者に地区の状況について、早めのフォローアップを行うことで課題を抽出することができ、執行計画の見直し等が生じた場合は予算調整や必要手続きを迅速に進め、工事の早期着手を目指す。 ・赤土等流出防止対策検証事業については、継続的なモニタリング調査を実施し、海域における赤土等堆積状況および陸域の赤土等流出削減状況等を関係機関に提供し、関係機関の事業計画に反映する。 ④創意工夫による取組の改善(合理化・効率化) ・赤土等流出防止施設機能強化事業については、堆積赤土等の畑地への還元などによる有効活用について検討を行う。また、砂防ダムを含めた既存施設の効率的効果的な維持管理手法について実証試験を行う。 ・赤土等流出防止対策検証事業については、引き続きドローン撮影画像および人工衛星画像を活用した調査を実施し、複数の解析手法で実測データとの比較検証等を行い、広域調査の実施に向け、解析の精度および簡便性向上を図る。 ⑤情報発信等の強化・改善 ・赤土等流出防止対策推進事業については、交流集会及び講習会を通じて、届出・通知の徹底や事業現場や農地等において対策を徹底するよう周知等を行う。 ・赤土等流出防止活動促進事業については、赤土等流出防止活動に取り組む新たな団体を増やすため、活動に取り組む団体の活動内容の紹介とともに、活動に対する補助金の周知も併せて行う。 ・赤土等流出防止営農対策促進事業については、赤土等流出について広く認知を獲得するため、イベントへの出展等活動状況をPRする。 ⑦取組の時期・対象の改善 ・水質保全対策事業(耕土流出防止型)については、次年度施工箇所については今年度から地元農家と調整を行い、円滑な工事発注を進めて、地区課題について迅速に対応していく。

成果指標

・監視海域における赤土等年間流出量については、令和6年度に策定した県の赤土等流出防止対策の総合な計画である「第2次赤土等流出防止対策基本計画」に基づき赤土等流出防止対策を推進する。

令和4年度のふりかえり

施策の推進状況の分析(Check)

当該施策の主な取組の進捗状況は「順調」である。令和6年度目標値は「達成に努める」である。

主な取組

内部要因の分析 ①県の制度、執行体制 ・赤土等流出防止対策推進事業については、複雑な地形や多様化する事業現場における赤土等流出防止対策の届出・通知の審査や事業現場での的確な指導等を行うため、職員の知識、能力の向上を図る必要がある。 ・赤土等流出防止営農対策促進事業については、農地における赤土等流出防止対策を継続するための支援体制が構築されていない。 ・水質保全対策事業(耕土流出防止型)については、事業を実施する上での課題になったこと等が事業計画担当者へ共有されていない。 ・赤土等流出防止対策検証事業については、令和5年3月に策定した第2次沖縄県赤土等流出防止対策基本計画で設定した目標を達成する必要がある。 ②他の実施主体の状況 ・赤土等流出防止営農対策促進事業については、継続年数等の差により、農業環境コーディネーターの農業に関する知識や技術などの水準にバラツキがある。 ・赤土等流出防止施設機能強化事業については、沈砂池等の機能維持のために必要となる浚渫には、多額の費用を要することから、多くの沈砂池で浚渫等が行われず機能が低下していると考えられる。 外部環境の分析 ④社会・経済情勢の変化 ・赤土等流出防止対策推進事業については、依然として沖縄県赤土等流出防止条例に基づく届出・通知がされていない事業現場や対策が不十分な事業現場や農地等がみられる。 ・赤土等流出防止営農対策促進事業については、農家の高齢化や兼業化、問題への関心の状況により、赤土等流出防止対策にかける労力や経費については、優先順位が低い状況にある。 ⑤県民ニーズの変化 ・水質保全対策事業(耕土流出防止型)については、地元農家や市町村との調整の結果、施工箇所の変更や工法の変更のため工期が延びる傾向がある。 改善余地の検証等 ⑦その他 ・赤土等流出防止活動促進事業については、農地における赤土等流出防止対策を強化するため、団体等が実施する農家や地域住民と協働した対策活動の活性化が必要である。そのためには、赤土等流出防止活動に取り組む新たな団体を増やす必要がある。 ・水質保全対策事業(耕土流出防止型)については、実施地区の課題解決には、事業執行担当者だけでなく事業計画担当者とも共有することが必要。・早期の地元調整及び設計・積算を行うことで、地区の課題についても迅速に対処することができる。 ・赤土等流出防止施設機能強化事業については、沈砂池の浚渫、清掃等に係るコスト低減のためには、経費のうち多くを占める浚渫土の処分方法について検討を進める必要がある。 ・赤土等流出防止対策検証事業については、ドローン撮影画像および人工衛星画像を活用した調査結果を実測データと比較検証するなどし、広域調査の実施に向け画像解析の精度向上および簡便性を図る必要がある。

成果指標

⑥その他個別要因 ・監視海域における赤土等年間流出量については、監視地域(海域)における赤土等年間流出量は5年おきに推計を行うこととしており、次回は令和8年度に推計する(推計値の公表は令和9年度)。

施策の推進戦略案(Action)

主な取組

①執行体制の改善 ・赤土等流出防止対策推進事業については、職員の知識、能力向上を図るため、担当者会議や合同パトロールを行い、担当者間での意見交換等を実施する。 ・赤土等流出防止営農対策促進事業については、持続的な赤土等流出防止体制の構築に向けて、民間企業等へ協力を求めるなど、活動資金の確保について検討する。 ②連携の強化・改善 ・赤土等流出防止営農対策促進事業については、農業環境コーディネーターの知識及び技術の向上に向けた研修とコーディネート業務に活用出来るような講習会等の情報提供を行っていく。 ・水質保全対策事業(耕土流出防止型)については、事業を実施する上で課題となったものがあった場合は事業執行担当者だけでなく事業計画担当者とも共有し、次期採択予定地区へフィードバックする。また、事業執行担当者に地区の状況について、早めの状況確認を行うことで課題を抽出することでき、執行計画の見直し等が生じた場合は予算調整や必要手続きを迅速に進め、工事の早期着手を目指す。 ・赤土等流出防止対策検証事業については、継続的なモニタリング調査を実施し、海域における赤土等堆積状況およびび陸域の流出削減状況等を関係機関に提供し、関係機関の事業計画等に反映する。 ④創意工夫による取組の改善(合理化・効率化) ・赤土等流出防止施設機能強化事業については、既存の沈砂池等の効率的・効果的な維持管理手法および堆積赤土等の有効活用について実証試験を踏まえ、検討する。 ・赤土等流出防止対策検証事業については、引き続きドローン撮影画像および人工衛星画像を活用した調査し、実測データとの比較検証等を行い、広域調査の実施に向け画像解析の精度向上および簡便性について検討等を行う。 ⑤情報発信等の強化・改善 ・赤土等流出防止対策推進事業については、交流集会及び講習会を通じて、届出・通知の徹底や事業現場や農地等において対策を徹底するよう周知等を行う。 ・赤土等流出防止活動促進事業については、赤土等流出防止活動に取り組む新たな団体を増やすため、赤土等流出防止活動に取り組む団体の活動内容を紹介して、活動を知ってもらうとともに、活動に対する補助金について周知する。 ・赤土等流出防止営農対策促進事業については、赤土等流出について広く認知を獲得するため、イベントへの出展等活動状況をPRする。

成果指標

・監視海域における赤土等年間流出量については、令和5年年度に策定した県の赤土等流出防止対策の総合的・計画的な計画である「第2次赤土等流出防止対策基本計画」に基づき赤土等流出防止対策を推進する。

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出典

県の報告書での番号は施策 1-(3)-ア-④(基本施策 1-(3))です。報告書の PDF では、この番号で探せます。