施策 3-(7)-ア-②
施策展開「おきなわブランドの確立と生産供給体制の強化」の

肉用牛・養豚の生産振興

関係部等: 農林水産部テーマ農業・漁業
D 取組は概ね順調だが、成果は遅れている
令和7年度の
4年間の判定
  1. R4R4: 未公表
  2. R5R5: 成果が遅れている
  3. R6R6: 成果が遅れている
  4. R7R7: 成果が遅れている
ひとことで言うと(実施計画の「施策の方向」から)

需要が増加している県産肉用牛のブランド確立に向けて、肉用牛の生産拡大、血統登録の管理徹底による市場の信頼確保、生産コスト低減、遺伝子技術等の先端技術を活用した県優良種雄牛の造成による肉質向上及び斉一化、子牛生産基盤の拡大、獣医師の確保や人材育成をはじめとした安定的な産業動物獣医療体制の構築など生産体制の強化に取り組みます。

施策の方向をすべて読む

・需要が増加している県産肉用牛のブランド確立に向けて、肉用牛の生産拡大、血統登録の管理徹底による市場の信頼確保、生産コスト低減、遺伝子技術等の先端技術を活用した県優良種雄牛の造成による肉質向上及び斉一化、子牛生産基盤の拡大、獣医師の確保や人材育成をはじめとした安定的な産業動物獣医療体制の構築など生産体制の強化に取り組みます。 ・本県固有の「沖縄アグー豚」の保全並びに安定的な系統維持と増産、飼養衛生管理技術の向上による生産農家の経営の安定と体質強化のほか、産肉性に優れた種豚の本県独自の供給体制整備に取り組みます。 ・環境に配慮した畜舎等の生産施設を整備し、粗飼料の生産・利用による飼料自給率の向上や、未利用資源を用いたブランド化及び配合飼料価格の低減と安定供給に取り組みます。

(R7)
3/5件が順調
(R7)
0/1が計画値に到達
達成率 -69.5%

成果指標:ゴールまでの道のり

スタートからゴールまで、点線の計画どおりに進んでいるかを青い点の実績値で見ます。

家畜頭数(肉用牛、豚)(頭)

担当: 農林水産部畜産課

達成率 -69.5%スタートの基準値より悪くなっています

  1. スタート113,292頭
  2. いま106,062頭R7の 123,692頭
  3. ゴール128,884頭(R9年度)県の見通し 達成は困難

R7から中期になり、スタートとゴールが新しくなりました。

県による説明(R7・農林水産部畜産課)

計画値123,692頭に対して現状値は106,062頭となり、目標は未達成となった。高齢化による農家戸数の減少および飼料費の高止まり等による生産コストの増大により肉用牛・豚の飼養頭数が減少傾向のため、目標値の達成は困難な状況となった。

表で見る
家畜頭数(肉用牛、豚)の年度別の値
報告年度基準値その年度の計画値実績値達成率目標値県の見通し
R7
中期
113,292頭123,692頭106,062頭
-69.5%128,884頭
R9年度
達成は困難
R6
前期
116,729頭123,674頭110,982頭
令和5年12月末
-82.8%123,674頭
R6年度
達成は困難
R5
前期
116,729頭121,361頭111,984頭
令和4年12月末
-102.4%123,674頭
R6年度
達成に努める
R4
前期
116,729頭119,042頭111,984頭
-205.1%123,674頭
R6年度
達成に努める
この指標だけのページを見る

スタンプは各年度のです。名前を押すと、4年分の活動内容・予算・県の検証と改善案を見られます。

この施策の主な取組の進捗状況
  • 順調
  • 概ね順調
  • やや遅れ
  • 大幅遅れ
  • 未着手
R4前期
5件
R5前期
5件
R6前期
5件
R7中期
5件
表で見る
順調概ね順調やや遅れ大幅遅れ未着手計
R43
60.0%
0
0.0%
1
20.0%
0
0.0%
1
20.0%
5
R53
60.0%
0
0.0%
1
20.0%
1
20.0%
0
0.0%
5
R63
60.0%
0
0.0%
1
20.0%
0
0.0%
1
20.0%
5
R73
60.0%
1
20.0%
0
0.0%
0
0.0%
1
20.0%
5
  1. R4R4: 順調
  2. R5R5: 順調
  3. R6R6: 順調
  4. R7R7: 順調
(R7)
新規種雄牛の選抜頭数(累計)
計画 1頭 → 実績 2頭 計画クリア
対応する成果指標: 家畜頭数(肉用牛、豚)
R7にやったこと

種雄牛の選抜は、現場後代検定を実施し、肉用牛改良協議会において2頭選抜した。広域後代検定牛を2頭選抜した。

この取組の4年分の活動・予算・検証・改善案
  1. R4R4: やや遅れ
  2. R5R5: やや遅れ
  3. R6R6: やや遅れ
  4. R7R7: 概ね順調
(R7)
飼料自給率の向上
計画 65% → 実績 49.0%
対応する成果指標: 家畜頭数(肉用牛、豚)
R7にやったこと

飼料自給率の向上を図るため、農場へ優良種苗を供給した。また、各地域において自給粗飼料に関する調査、農家および関係機関を対象に講習会や現地検討会等を実施した。

この取組の4年分の活動・予算・検証・改善案
  1. R4R4: 順調
  2. R5R5: 順調
  3. R6R6: 順調
  4. R7R7: 順調
(R7)
アグー豚指定生産農場数(内訳)
計画 13箇所 → 実績 13箇所 計画クリア
対応する成果指標: 家畜頭数(肉用牛、豚)
R7にやったこと

認定申請したアグー豚生産農場に対し、立入検査の実施および公平な審査の上、アグーブランド豚指定生産農場に認定した。

この取組の4年分の活動・予算・検証・改善案
  1. R4R4: 報告なし
  2. R5R5: 報告なし
  3. R6R6: 報告なし
  4. R7R7: 未着手
(R7)
畜舎や畜産機材の整備件数(累計)
計画 7件 → 実績 0件
対応する成果指標: 家畜頭数(肉用牛、豚)
R7にやったこと

畜産クラスター計画で位置付けられた畜産農家に対し、収益力・生産基盤の強化のため必要な施設整備等に要する経費の一部を補助する。また、事業実施主体である畜産クラスター協議会に対し指導した。

この取組の4年分の活動・予算・検証・改善案
R7の報告に無い取組(終了・名前の変更など 1件)

R7の中期実施計画で取組が入れ替わったり、名前が変わったりしたものです。

  1. R4R4: 未着手
  2. R5R5: 大幅遅れ
  3. R6R6: 未着手
  4. R7R7: 報告なし
(R6)
畜舎や畜産機材の整備件数(累計)
計画 2件(6件) → 実績 0件
対応する成果指標: 家畜頭数(肉用牛、豚)
R6にやったこと

畜産クラスター計画で位置付けられた畜産農家へ、収益力・生産基盤の強化必要な施設整備等に要する経費の一部を補助する。また、事業実施主体である畜産クラスター協議会に対し指導する。

この取組の4年分の活動・予算・検証・改善案

一括交付金(ソフト)の事業

主な取組の評価とは別に、この施策に当たる一括交付金(ソフト)の事業ごとに、県が成果目標の達成状況をしたもの(◎達成・○概ね達成・△一部達成・未達成)です。

R6の評価(3事業)◎ 達成 1○ 概ね達成 1△ 一部達成 1
一括交付金の事後評価

山羊消費供給安定化事業

農林水産部 畜産課 計画期間 H30~R7
  1. R4R4: ○ 概ね達成
  2. R5R5: ○ 概ね達成
  3. R6R6: ○ 概ね達成
R6の評価 ○ 概ね達成成果目標の達成率 88%
R6の成果目標
成果目標目標実績
飼養管理技術に関する検討会の開催3回3回
飼養管理技術の実証試験の実施1件1件
優良種畜の20頭増20頭13頭
技術講習会の開催回数、講習会参加者数4回、100人4回、71人

R6の予算額 775万円、執行済額 678万円(執行率 87.4%)、うち交付金 542万円

事業の内容と今後の方針

事業概要: 県産山羊肉の安定供給を図るため、飼養規模拡大に伴う課題の解決を目的とし、以下のことに取り組む。①飼養管理技術に関する検討会の開催②飼養管理技術の実証試験の実施③飼養管理技術・疾病予防に関する講習会の開催④新たに導入する山羊に対して家畜購入費のの補助

今後の取り組み方針: 講習会について、新たに講師を呼ぶことや、講習内容を最新の試験結果等を踏まえて拡充するために各関係機関と調整し、実施していく。

前の年度の評価(R5・R4)
  • R5: 概ね達成(達成率 90%)、予算額 772万円・執行済額 683万円。成果目標: 実証試験計画策定 目標1件 実績1件 / 小規模農家の実態調査件数、実証試験件数 目標調査25件試験1件 実績調査37件試験1件 / 優良種畜の20頭増 目標20頭 実績16頭 / 技術講習会の開催回数、講習会参加者数 目標5回、150人 実績7回、104人
  • R4: 概ね達成(達成率 90%)、予算額 1,077万円・執行済額 894万円。成果目標: 実証試験計画策定件数1件 実績実証試験計画策定件数1件 / 小規模農家(飼養頭数30頭未満)へ飼養規模拡大に関する課題について聞取件数25件及び実証試験実施件数:1件 実績小規模農家(飼養頭数30頭未満)へ飼養規模拡大に関する課題について聞取件数26件及び実証試験実施件数1件 / 飼養管理技術に関する講習会の開催回数:年5回講習会参加者数:延べ150名 実績飼養管理技術に関する講習会の開催回数:年5回講習会参加者数延べ56名 / 導入補助頭数:20頭 実績導入補助頭数20頭

出典: 総括表 27ページ(別のタブで開きます)、検証シート((7) 亜熱帯海洋性気候を生かした持続可能な農林水産業の振興 3ページ)(別のタブで開きます)

一括交付金の事後評価

沖縄アグー豚保全体制構築事業

農林水産部 畜産課 計画期間 H28~R8
  1. R4R4: ◎ 達成
  2. R5R5: ○ 概ね達成
  3. R6R6: △ 一部達成
R6の評価 △ 一部達成成果目標の達成率 33%
R6の成果目標
成果目標目標実績
施設内でのアグー母豚の分娩1回1回
県内アグー生産農場への分散飼育又は精液の配布1戸以上1回0回
凍結受精卵・凍結体内胚によるアグー産子の生産1産1以上1回0回

R6の予算額 1,540万円、執行済額 1,239万円(執行率 80.5%)、うち交付金 991万円

事業の内容と今後の方針

事業概要: 豚熱、アフリカ豚熱等の悪性伝染病の脅威から貴重な固有種であるアグーを守るため、アグーの分散および凍結技術により保全体制の構築を図る。

今後の取り組み方針: ・アグーを所有する指定生産農場からのアグー種豚もしくは種豚候補豚の導入を行うことで避難施設内の近交度を緩和し、アグー産子の生産基盤を 維持する。

前の年度の評価(R5・R4)
  • R5: 概ね達成(達成率 75%)、予算額 1,540万円・執行済額 1,244万円。成果目標: 施設内でのアグー母豚の分娩 目標1回 実績1回 / 保全体制の検討会議開催 目標2回 実績2回 / 県内アグー生産農場への分散飼育 目標1回 実績0回 / 高品質な凍結胚等の採取 目標200個/年 実績333個/年
  • R4: 達成(達成率 100%)、予算額 2,035万円・執行済額 1,372万円。成果目標: ・保全体制の検討会議開催2回・高品質な卵子の採取:40個/頭(R4) 実績保全体制の検討会議開催2回高品質な卵子の採取53.3個/頭

出典: 総括表 27ページ(別のタブで開きます)、検証シート((7) 亜熱帯海洋性気候を生かした持続可能な農林水産業の振興 5ページ)(別のタブで開きます)

一括交付金の事後評価

自給飼料生産課題解決モデル事業

農林水産部 畜産課 計画期間 H31~R6
  1. R4R4: △ 一部達成
  2. R5R5: ○ 概ね達成
  3. R6R6: ◎ 達成
R6の評価 ◎ 達成成果目標の達成率 100%
R6の成果目標
成果目標目標実績
県内6地域に適応した寒地型牧草栽培マニュアル作成1回1回
冬場の自給飼料生産増による畜産経営の負担軽減1事例1事例

R6の予算額 276万円、執行済額 248万円(執行率 89.9%)、うち交付金 199万円

事業の内容と今後の方針

事業概要: 寒地型牧草の沖縄県内各地域に対応した栽培方法を確立するため、展示圃を沖縄県全域に設置し、精密な化学分析を行いながら生育状況調査を行う。また、展示圃を活用して農家向け現地検討会を実施する。

今後の取り組み方針: ・寒地型牧草栽培は、マニュアルを活用することで畜産農家に普及推進し、栽培面積を拡大する。 ・寒地型牧草は、冬期における粗飼料の安定的確保と購入飼料の代替利用を目的に、畜産農家に栽培を普及推進することで、飼料費の低減に努め る。

前の年度の評価(R5・R4)
  • R5: 概ね達成(達成率 92%)、予算額 276万円・執行済額 229万円。成果目標: 沖縄県内寒地型牧草作付面積合計6haの拡大(各地区1ha) 目標6h 実績5h / 実証展示圃を用いての畜産農家向け現地検討会又は講習会の開催 目標12回 実績12回
  • R4: 一部達成(達成率 50%)、予算額 389万円・執行済額 294万円。成果目標: ・実証展示圃を用いての畜産農家向け現地検討会又は講習会の開催:12回以上(各地域2回以上)・検証内容(途中経過)の沖縄県ホームページでの公表(展示圃6箇所分) 実績実証展示圃を用いての畜産農家向け現地検討会又は講習会の開催:12回検証内容(途中経過)の沖縄県ホームページでの公表(展示圃6箇所分):0回

出典: 総括表 27ページ(別のタブで開きます)、検証シート((7) 亜熱帯海洋性気候を生かした持続可能な農林水産業の振興 7ページ)(別のタブで開きます)

R6の事後評価に無い事業(1)
一括交付金の事後評価

沖縄県産豚肉消費活性化事業

農林水産部畜産課 計画期間 R2~R6
  1. R4R4: ◎ 達成
  2. R5R5: —
  3. R6R6: —
R4の評価 ◎ 達成成果目標の達成率 100%
R4の成果目標
成果目標(目標値を含む)実績
アグーブランド豚肉を県外に販売する商談の成立件数:2件アグーブランド豚肉を県外に販売する商談の成立件数21件

R4の予算額 2,000万円、執行済額 1,978万円(執行率 98.9%)、うち交付金 1,582万円

事業の内容と今後の方針

事業概要: 沖縄県のアグーブランド豚肉を県外消費者にPRすることでアグーブランド豚肉の認知度向上及び販路拡大を図る。

今後の取り組み方針: ①ブランディングの強化 アグーブランド豚の持つ歴史やストーリー、肉質、栄養成分等、付加価値となる情報を整理し、それを効果的に発信することで、バイヤーや消費者に信頼感を与 え、導入や購買意欲の向上に繋げる。 ②有効なターゲットの選定 アグーブランド豚のような高付加価値な商品は高級レストランやホテル、百貨店など、高級志向の顧客層から需要が高いため、こうしたターゲットを中心とした販路 開拓を進める。

出典: 総括表 25ページ(別のタブで開きます)、検証シート((7) 亜熱帯海洋性気候を生かした持続可能な農林水産業の振興 7ページ)(別のタブで開きます)

将来像3の一括交付金の事業をさがす・すべての事業をさがす

主な取組と同じ事業のこともありますが、名前や単位が違うことがあり、取組とは結び付けていません。予算額は前の年度からの繰越を含む事業費(国が8割・県が2割)です。

県のふりかえりと、これから

施策検証票に県が書いた、施策の推進状況の分析(Check)と推進戦略案(Action)です。

ふりかえり(令和7年度・Check)

当該施策の主な取組の進捗状況は「概ね順調」である。令和9年度目標値は「達成は困難」である。

主な取組

内部要因の分析 ①県の制度、執行体制 ・肉用牛群改良基地育成事業については、肉用牛改良協議会において肉用牛の改良方針等に基づき、関係機関と連携して、飼料効率や美味しさ等、新たな形質の改良を実施する。また、市場性の向上を図るため、購買者および生産者に対し宣伝を強化する。 ②他の実施主体の状況 ・自給飼料の生産利用・拡大については、飼料自給率を向上させるため、生産者が所有する既存の草地の更新、適正な肥培管理、適期刈り取り等の実情にあった技術について、効率的な指導・普及に取り組む必要がある。 外部環境の分析 ④社会・経済情勢の変化 ・自給飼料の生産利用・拡大については、原油価格高騰や円安等の影響により、輸入粗飼料価格が高止まりしているため、対応策の検討や新品種の栽培などに関する指導等を行う必要がある。 ・畜産施設等の整備については、ウクライナ情勢等に伴う飼料価格高騰によって生産コストの高騰・物価高騰による需要の減少による畜産物価格の下振れリスクは引き続き想定される。 改善余地の検証等 ⑦その他内部要因 ・肉用牛群改良基地育成事業については、種雄牛造成においては、育種価データの活用等により産肉能力評価のスピードアップと正確度の向上を図る。県内畜産農家は関係機関と連携し、優秀な繁殖雌牛の確保を図る。 ・種豚改良供給対策については、供給体制の強化を維持するために、引き続き優良種豚の作出および精液の供給を行うとともに、需要が見込める一代雑種豚の供給も強化する必要がある。 ・アグー豚の系統維持については、生産農場間のアグー遺伝子交流に努めているが、保全並びに安定的な系統維持と増産をするため、体制を維持強化していく取り組みが必要である。

成果指標

⑪高齢化・後継者不足(外部要因) ・家畜頭数(肉用牛、豚)については、農家の高齢化に伴う廃業、農場周辺の住環境の変化に伴う環境問題への対応等によって農家戸数が減少している。 ⑫社会経済情勢(外部要因) ・家畜頭数(肉用牛、豚)については、飼料費の高止まりによる生産コストの増大や子牛セリ価格の下落等により農家経営が悪化しており、農家戸数及び飼養頭数は減少傾向にある。

これからどうする(令和7年度・Action)

主な取組

①執行体制の改善 ・肉用牛群改良基地育成事業については、関係機関と連携して、「沖縄県肉用牛改良の基本的な考え方」により引き続き生産状況等の現状把握と課題抽出のを行い、消費者および現場のニーズにあった方針作成を進める。 ②連携の強化・改善 ・肉用牛群改良基地育成事業については、関係機関と連携し、種雄牛パンフレットを用いた宣伝および、肉用牛関係雑誌での宣伝を行う。また、現行の育種価データに加えて、新たに遺伝情報も活用し、産肉能力評価のスピードアップと正確度の向上を図り、高能力な種雄牛の造成および、優秀な繁殖雌牛の確保を推進する。 ・自給飼料の生産利用・拡大については、関係機関と連携して勉強会・現地検討会等の開催を検討し、効率的な指導、普及活動ができる体制を構築する。また、自給飼料増産戦略会議の開催回数を増やし、関係機関間での情報共有を強化に取組む。 ④創意工夫による取組の改善(合理化・効率化) ・畜産施設等の整備については、畜産経営は飼料価格や家畜セリ価格は国内外の景況により大きく変動することから、継続して事業実施計画書を作成する上で過去の価格推移等をもとに価格変動も考慮して計画に反映させる必要がある。 ⑥変化に対応した取組の改善 ・自給飼料の生産利用・拡大については、畜産農家が高騰する輸入粗飼料に依存せず、粗飼料を自給生産できる体制を構築する。そのため、引き続き、トランスバーラ種苗の普及に取組、また、地域の栽培条件に応じた肥培管理技術の指導に取組む。 ⑧その他 ・種豚改良供給対策については、引き続き優良種豚の作出および精液の供給を行とともに、需要が見込める一代雑種豚の供給も強化する。 ・アグー豚の系統維持については、引き続き生産農場間のアグー遺伝子交流に取り組むとともに、改良や安定供給体制について検討し、体制の維持強化を図る。

成果指標

・家畜頭数(肉用牛、豚)については、生産コストを削減するため、自給粗飼料の生産性向上を図り、畜産農家の経営安定対策の強化に取り組む。 また、担い手の確保を図るため、県有種雄牛による優良繁殖雌牛の保留や種豚改良を行い、生産基盤を強化するとともに、優良種畜の導入により生産性の向上に取り組む。

令和6年度のふりかえり

施策の推進状況の分析(Check)

当該施策の主な取組の進捗状況は「概ね順調」である。令和6年度目標値は「達成は困難」である。

主な取組

内部要因の分析 ①県の制度、執行体制 ・肉用牛群改良基地育成事業については、肉用牛改良協議会において肉用牛の改良方針等に基づき、関係機関と連携して実施する必要がある。 ②他の実施主体の状況 ・自給飼料の生産利用・拡大については、飼料自給率を向上させるため、生産者が所有する既存の草地の更新、適正な肥培管理、適期刈り取り等の実情にあった技術について、効率的な指導・普及に取り組む必要がある。 外部環境の分析 ④社会・経済情勢の変化 ・肉用牛群改良基地育成事業については、子牛販売価格が下落しており、肉用牛改良による市場価格への評価が難しくなっている。 ・自給飼料の生産利用・拡大については、原油価格高騰や円安等の影響により、輸入粗飼料価格が高止まりしているため、対応策の検討や新品種の栽培などに関する指導等を行う必要がある。 ・畜産施設の整備については、ウクライナ情勢等に伴う飼料価格高騰によって生産コストの高騰・物価高騰による需要の減少による畜産物価格の下振れリスクは引き続き想定される。 改善余地の検証等 ⑦その他 ・肉用牛群改良基地育成事業については、種雄牛造成においては、育種価データの活用等により産肉能力評価のスピードアップと正確度の向上を図る必要がある。県内畜産農家は関係機関と連携し、優秀な繁殖雌牛の確保を図る必要がある。 ・種豚改良供給対策については、止め雄としてデュロック種の需要が高まる傾向の意あることから、種豚の供給体制の強化が必要である。 ・アグー豚の系統維持については、家畜伝染病等の感染症防止の観点から、生産農場間の交流が依然として活発ではないため、引き続き体制構築に向けた取り組みが必要である。

成果指標

⑪高齢化・後継者不足 ・家畜頭数(肉用牛、豚)については、農家の高齢化に伴う廃業、農場周辺の住環境の変化に伴う環境問題への対応等によって農家戸数が減少している。 ⑫社会経済情勢 ・家畜頭数(肉用牛、豚)については、飼料費の高止まりによる生産コストの増大分が畜産物販売価格へ転嫁しきれておらず、飼養頭数の減少が進んでいる。

施策の推進戦略案(Action)

主な取組

①執行体制の改善 ・肉用牛群改良基地育成事業については、関係機関と連携して、「沖縄県肉用牛改良の基本的な考え方」により生産状況等の現状把握と課題抽出を行い、方針作成を進める。 ②連携の強化・改善 ・肉用牛群改良基地育成事業については、第13回全国和牛能力共進会に向けて、第13回全国和牛能力共進会沖縄県協議会と連携し、出品牛の選定に向けた取組を強化推進する。 ・自給飼料の生産利用・拡大については、関係機関と連携して勉強会・現地検討会等の開催を検討し、効率的な指導、普及活動ができる体制を構築する。 ④創意工夫による取組の改善(合理化・効率化) ・肉用牛群改良基地育成事業については、最新技術の活用により、種雄牛と繁殖雌牛群の更新を進め、効率的な検定牛の生産方法の構築を進める。市場性を向上させるため、購買者および生産者に対し、宣伝を強化する必要がある。 ・畜産施設の整備については、畜産経営は飼料価格や家畜セリ価格は国内外の景況により大きく変動することから、事業実施計画書を作成する上で過去の価格推移等をもとに価格変動も考慮して計画に反映させる必要がある。 ⑥変化に対応した取組の改善 ・自給飼料の生産利用・拡大については、畜産農家が高騰する輸入粗飼料に依存せず、粗飼料を自給生産できる体制を構築する。そのためにトランスバーラなど生産性の高い優良種苗の普及を図る。 ⑧その他 ・種豚改良供給対策については、作出した種豚候補豚から種雄豚を選抜し、優良種豚の作出および精液等の供給体制を強化する。 ・アグー豚の系統維持については、生産農場間のアグー遺伝子交流に引き続き取り組むとともに、改良に向けた体制構築を図る。

成果指標

・家畜頭数(肉用牛、豚)については、県有種雄牛による優良繁殖雌牛の保留や自給飼料による飼料費の低減による生産基盤や経営安定対策を強化するとともに、優良種畜の導入によって生産性の向上を図り、家畜頭数の増頭に取り組む。 CSF(豚熱)、ASF(アフリカ豚熱)および高病原性鳥インフルエンザなどの特定家畜伝染病の侵入防止およびまん延防止対策の強化に取り組むとともに、飼養衛生管理基準の遵守についてさらなる徹底を図る。

令和5年度のふりかえり

施策の推進状況の分析(Check)

当該施策の主な取組の進捗状況は「概ね順調」である。令和6年度目標値は「達成に努める」である。

主な取組

内部要因の分析 ①県の制度、執行体制 ・肉用牛群改良基地育成事業については、肉用牛改良協議会において肉用牛の改良方針等に基づき、関係機関と連携して実施する。 ②他の実施主体の状況 ・自給飼料の生産利用・拡大については、飼料自給率を向上させるため、生産者が所有する既存の草地の更新、適正な肥培管理、適期刈り取り等の実情にあった技術について、効率的な指導・普及に取り組む必要がある。 ・畜産施設の整備については、畜産クラスター協議会事務局のマンパワー不足によって、適正な事業実施計画の作成に時間を要することが想定される。 外部環境の分析 ④社会・経済情勢の変化 ・肉用牛群改良基地育成事業については、円安等の影響により子牛価格が下落し、肉用牛改良による市場価格への評価が難しくなっている。 ・自給飼料の生産利用・拡大については、原油価格高騰や円安等の影響により、輸入粗飼料価格が高止まりしているため、対応策の検討や新品種の栽培などに関する指導等を行う必要がある。 ・畜産施設の整備については、ウクライナ情勢等に伴う飼料価格高騰によって生産コストの高騰・家畜セリ価格の下振れリスクは引き続き想定される。 改善余地の検証等 ⑦その他 ・肉用牛群改良基地育成事業については、種雄牛造成においては、育種価データの活用等により産肉能力評価のスピードアップと正確度の向上を図り、県内畜産農家は優秀な繁殖雌牛の確保を図るため、関係機関との連携が欠かせない。 ・種豚改良供給対策については、種豚改良を円滑に行うため、家畜改良センターにおいて、飼養衛生管理基準順守を徹底し、疾病の侵入・蔓延防止に努めつつ県外から優良な種豚の遺伝子を導入することで、効率的な改良を可能になる。 ・アグー豚の系統維持については、家畜伝染病等の感染症防止の観点から、農場間の交流は乏しくなっており、アグー種豚の近交係数の上昇が懸念されている。

成果指標

⑪高齢化・後継者不足 ・家畜頭数(肉用牛、豚)については、農家の高齢化に伴う廃業、農場周辺の住環境の変化に伴う環境問題への対応等によって農家戸数が減少している。 ⑫社会経済情勢 ・家畜頭数(肉用牛、豚)については、飼料費の高止まりによる生産コストの増大分が畜産物販売価格へ転嫁しきれておらず、飼養頭数の減少が進んでいる。

施策の推進戦略案(Action)

主な取組

①執行体制の改善 ・肉用牛群改良基地育成事業については、関係機関と連携して、「沖縄県肉用牛改良の基本的な考え方」により生産状況等の現状把握と課題の洗い出しを行い、方針作成を進める。 ・畜産施設の整備については、飼料価格や家畜セリ価格は国内外の景況により大きく変動することから、事業実施計画書を作成する上で過去の価格推移等をもとに価格変動も考慮して計画に反映させる必要がある。 ②連携の強化・改善 ・肉用牛群改良基地育成事業については、次回の第13回全国和牛能力共進会に向けて、7月に設立される沖縄県協議会と連携し、出品牛の選定に向けた取り組みを関係機関と連携を図り強化推進する。 ・自給飼料の生産利用・拡大については、関係機関と連携して勉強会・現地検討会等の開催を検討し、効率的な指導、普及活動ができる体制を構築する。 ・畜産施設の整備については、畜産クラスター協議会における構成員の事業手続きに係る役割の見直しを促し、関係機関との協力・連携を図ることで適切な組織体制を構築する必要がある。 ④創意工夫による取組の改善(合理化・効率化) ・肉用牛群改良基地育成事業については、ビッグデータの解析および受精卵等の最新技術の活用により、種雄牛と繁殖雌牛群の更新を進め、効率的な検定牛の生産方法の構築を進める。 ・自給飼料の生産利用・拡大については、生産性を向上させるための栽培管理技術について、巡回指導、パンフレット配付等を実施継続し、農家への定着を図る。 ⑥変化に対応した取組の改善 ・自給飼料の生産利用・拡大については、畜産農家が高騰する輸入粗飼料に依存せず、粗飼料を自給生産できる体制を構築する。そのためにトランスバーラなど生産性の高い優良種苗の普及を図る。 ⑦取組の時期・対象の改善 ・種豚改良供給対策については、改良を効率的に進めるため、国外から優良種豚の精液を導入する等の検討する。 ⑧その他 ・アグー豚の系統維持については、農場間のアグー遺伝子交流のための体制構築に取り組む。

成果指標

・家畜頭数(肉用牛、豚)については、県有種雄牛による優良繁殖雌牛の保留や自給飼料による飼料費の低減による生産基盤や経営安定対策を強化するとともに、優良種畜の導入によって生産性の向上を図り、家畜頭数の増頭に取り組む。 CSF(豚熱)、ASF(アフリカ豚熱)及び高病原性鳥インフルエンザなどの特定家畜伝染病の侵入防止及びまん延防止対策の強化に取り組むとともに、飼養衛生管理基準の遵守について更なる徹底を図る。

令和4年度のふりかえり

施策の推進状況の分析(Check)

当該施策の主な取組の進捗状況は「概ね順調」である。令和6年度目標値は「達成に努める」である。

主な取組

内部要因の分析 ①県の制度、執行体制 ・肉用牛群改良基地育成事業については、肉用牛改良協議会において肉用牛の改良方針等に基づき、関係機関と連携して実施する。 ②他の実施主体の状況 ・自給飼料の生産利用・拡大については、飼料自給率を向上させるため、生産者が所有する既存の草地の更新、適正な肥培管理、適期刈り取り等の実情にあった技術について、効率的な指導・普及に取り組む必要がある。 ・畜産施設の整備については、畜産クラスター協議会事務局のマンパワー不足によって、適正な事業実施計画の作成に時間を要することが想定される。 外部環境の分析 ④社会・経済情勢の変化 ・肉用牛群改良基地育成事業については、子牛市場価格の高騰により、種雄牛造成に必要な牛(種雄牛候補、肥育牛候補)の買い上げに苦慮している。また、新型コロナの蔓延やウクライナ侵攻などの世界情勢の変化により、種雄牛造成に用する資材(飼料・原油)の高騰に苦慮している。 ・自給飼料の生産利用・拡大については、原油価格高騰等の影響により、輸入粗飼料価格が高止まりしているため、代替策の検討や新品種の栽培などに関する指導等を行う必要がある。 ・畜産施設の整備については、ウクライナ情勢等に伴う飼料価格高騰によって生産コストの高騰・家畜セリ価格の下振れリスクは引き続き想定される。 ⑥他地域等の動向 ・種豚改良供給対策については、依然として本島地域での豚熱ワクチン接種が続いていることから、離島の養豚農家は県外から種豚を導入せざるを得なくなり、輸送コストが負担となっている。また、国内での豚熱感染拡大により、県外から種豚導入が困難となっている。 改善余地の検証等 ⑦その他 ・肉用牛群改良基地育成事業については、種雄牛造成においては、育種価データの活用等により産肉能力評価のスピードアップと正確度の向上を図り、県内畜産農家は優秀な繁殖雌牛の確保を図るため、関係機関との連携が欠かせない。 ・種豚改良供給対策については、種豚改良を円滑に行うため、家畜改良センターにおいて、飼養衛生管理基準遵守を徹底し、疾病の侵入・蔓延防止に努めつつ県外から優良な種豚の遺伝子を導入することで、効率的な改良が可能になる。 ・アグー豚の系統維持については、豚熱などの感染症防止の観点から各農場間での交流が乏しいため、アグー豚の近衡係数の上昇が課題となっている。

成果指標

⑪高齢化・後継者不足 ・家畜頭数(肉用牛、豚)については、農家の高齢化に伴う廃業、農場周辺の住環境の変化に伴う環境問題への対応等によって農家戸数が減少している。 ⑫社会経済情勢 ・家畜頭数(肉用牛、豚)については、飼料費の急激な高騰による生産コストの上昇分が畜産物販売価格へ転嫁しきれておらず、飼養頭数の減少が進んでいる。

施策の推進戦略案(Action)

主な取組

①執行体制の改善 ・肉用牛群改良基地育成事業については、関係機関と連携して、「沖縄県肉用牛改良の基本的な考え方」により生産状況等の現状把握と課題の洗い出しを行い、方針作成を進める。 ・畜産施設の整備については、飼料価格や家畜セリ価格は国内外の景況により大きく変動することから、事業実施計画書を作成する上で過去の価格推移等をもとに価格変動も考慮して計画に反映させる必要がある。 ②連携の強化・改善 ・肉用牛群改良基地育成事業については、次回の第13回全国和牛能力共進会に向けて、沖縄県協議会を立ち上げ、出品牛の選定に向けた取り組みを関係機関と連携を図り強化推進する必要がある。 ・自給飼料の生産利用・拡大については、県職員が新たな知識を付けるために関係機関と連携して勉強会等の開催を検討し、効率的な指導、普及活動ができる態勢を構築する。 ・畜産施設の整備については、畜産クラスター協議会における構成員の事業手続きに係る役割の見直しを促し、関係機関との協力・連携を図ることで適切な組織体制を構築する必要がある。 ④創意工夫による取組の改善(合理化・効率化) ・肉用牛群改良基地育成事業については、ビッグデータの解析及び受精卵等の最新技術の活用により、種雄牛と繁殖雌牛群の更新を進め、効率的な検定牛の生産方法の構築を進める。 ・自給飼料の生産利用・拡大については、生産性を向上させるための栽培管理技術について、巡回指導、パンフレット配付等を実施継続し、農家への定着を図る。 ⑦取組の時期・対象の改善 ・種豚改良供給対策については、改良を効率的に進めるため、国外から優良種豚の精液を導入する。 ⑧その他 ・種豚改良供給対策については、離島の養豚農家が、県外から種豚を導入する際の輸送コストを軽減する必要がある。 ・アグー豚の系統維持については、農場間のアグー遺伝子交流に向けた体制構築に取り組み、アグー豚が抱える課題の改善を図る。

成果指標

・家畜頭数(肉用牛、豚)については、生産基盤や経営安定対策を強化するとともに、優良種畜の導入によって生産性の向上を図り、家畜頭数の増頭に取り組む。 CSF(豚熱)、ASF(アフリカ豚熱)および高病原性鳥インフルエンザなどの特定家畜伝染病の侵入防止およびまん延防止対策の強化に取り組むとともに、飼養衛生管理基準の遵守についてさらなる徹底を図る。

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出典

県の報告書での番号は施策 3-(7)-ア-②(基本施策 3-(7))です。報告書の PDF では、この番号で探せます。