県のふりかえりと、これから
施策検証票に県が書いた、施策の推進状況の分析(Check)と推進戦略案(Action)です。
県ふりかえり(令和7年度・Check)
当該施策の主な取組の進捗状況は「順調」である。令和9年度目標値は「達成に努める」である。
主な取組
内部要因の分析
②他の実施主体の状況
・慰霊碑(塔)の適正な管理については、慰霊塔(碑)は建立者の財産であり、維持管理等は本来建立者の責任において行うべきものである。そのあり方については建立者の意向を尊重する必要があるため、建立者からの要望等を踏まえ対応を検討する。
外部環境の分析
④社会・経済情勢の変化
・児童生徒に対する地域の歴史を踏まえた平和教育(小学校・中学校)については、戦争体験者(語り部)が高齢となり、外部講師等を招いての平和学習の設定が難しくなっている。また、児童生徒の発達段階に応じた指導が課題となっている。
・生徒に対する地域の歴史を踏まえた平和教育(高等学校)については、戦争体験者(語り部)が高齢となり、外部講師等を招いての平和学習の設定が難しくなっている。また、児童生徒の発達段階に応じた指導が課題となっている。
・慰霊碑(塔)の適正な管理については、現在、各団体が建立した慰霊塔(碑)の中には、関係者の高齢化等に伴い、十分に管理がなされていないなど課題が顕在化しており、相談に応じて市町村等関係機関と連携して対応を検討する必要がある。
改善余地の検証等
⑦その他内部要因
・平和講話の実施については、県内学校向け平和祈念資料館利用案内説明会では、受講者のニーズを踏まえた対応を行った。アンケートにおいては、教諭から平和学習に対する意識が変わったという感想もいただいた。
・平和学習ワークショップの開催については、平和関連の類似事業を統合し、効率的・効果的な執行体制を構築する。
・沖縄戦の語り継ぎ手養成講座については、受講者選定の基準が経験者が有利な状況となっており、見直しが必要である。
⑧その他外部要因
・対馬丸平和学習交流事業の実施については、国において対馬丸事件等を通した平和学習が行われており、県事業の内容と重複する。県として国との役割分担を明確にし、効率的に事業を実施する必要がある。
成果指標
⑥その他個別要因(内部要因)
・平和祈念資料館による平和講話等の実施学校数については、学校現場の働き方改革等の影響で、平和学習にかけられる時間が少なくなっていると分析する。
⑫社会経済情勢(外部要因)
・平和祈念資料館による平和講話等の実施学校数については、物価高騰の影響で、交通費の捻出が難しくなり、平和講話を受けるために来館する学校が減ったと分析する。
県これからどうする(令和7年度・Action)
主な取組
①執行体制の改善
・対馬丸平和学習交流事業の実施については、R7年度で事業を廃止する。国の事業などを踏まえ、継続できる取組については平和啓発プロモーション事業に統合する。
②連携の強化・改善
・慰霊碑(塔)の適正な管理については、管理困難慰霊塔検討事業の基礎資料を活用し、管理困難な慰霊塔(碑)が所在する市町村と意見交換を実施して建立者からの要望等を確認するなど、市町村等関係機関と連携して個別に対応策等を検討する。
③他地域等事例を参考とした改善
・慰霊碑(塔)の適正な管理については、相談に対応できるよう、慰霊塔(碑)の管理について、国内や海外の参考となる事例に関する情報収集を行う。
④創意工夫による取組の改善(合理化・効率化)
・平和講話の実施については、引き続き、受講者のニーズを踏まえた対応に取り組む。
・平和学習ワークショップの開催については、対馬丸平和学習交流事業と平和関連施設ネットワーク構築事業の内容を取り込む。
・児童生徒に対する地域の歴史を踏まえた平和教育(小学校・中学校)については、戦争体験者のみならず、多様な外部講師、様々な場面・情報等の提供や、教職員研修等で平和教育研修を推奨する。発達段階に応じた平和教育に資する教職員の指導力の育成等を通し、平和教育の充実を図る。
⑥変化に対応した取組の改善
・生徒に対する地域の歴史を踏まえた平和教育(高等学校)については、戦争体験者のみならず、様々な外部講師に関する情報等の提供や、教職員研修等で平和教育研修を推奨し、児童生徒の発達段階に応じた平和教育に資する教職員の指導力の育成等を通し、平和教育の充実を図る。
⑧その他
・沖縄戦の語り継ぎ手養成講座については、未経験でもやる気のある方が受講できるように、受講者選定基準を見直す。
成果指標
・平和祈念資料館による平和講話等の実施学校数については、平和講話等の実施学校数の大幅な増加が見込めない中、来館できない学校に対しても平和学習の機会を増やすために、インターネット等を利用した新しいコンテンツの提供等を進める。
令和6年度のふりかえり
施策の推進状況の分析(Check)
当該施策の主な取組の進捗状況は「順調」である。令和6年度目標値は「達成に努める」である。
主な取組
内部要因の分析
②他の実施主体の状況
・慰霊碑(塔)の適正な管理については、慰霊塔(碑)は建立者の財産であり、その維持管理等については本来建立者の責任において行うべきものであるため、そのあり方については、建立者等の意向を尊重する必要がある。
外部環境の分析
④社会・経済情勢の変化
・慰霊碑(塔)の適正な管理については、現在、各団体が建立した慰霊塔(碑)の中には、関係者の高齢化等に伴い、十分に管理がなされていないなど課題が顕在化している。
改善余地の検証等
⑦その他
・平和講話の実施については、平和講話では、臨機応変に対応することにより、受講者のニーズにこたえることができた。また、教員からは、平和学習に対する意識が変わったという感想もいただいた。
・次世代へ語り継ぐ担い手養成講座については、戦後80年を目前に、沖縄戦を語り継ぐ機運が醸成された結果、想定より多くの修了生を出すことができた。今回は県内在住者を対象としたが、県外在住者にも機会を与える必要がある。
成果指標
⑫社会経済情勢
・平和祈念資料館による平和講話等の実施学校数については、物価高騰の影響で、交通費の捻出が難しくなり、平和講話を受けるために来館する学校が減ったと分析する。
⑮その他個別要因
・平和祈念資料館による平和講話等の実施学校数については、学校現場の働き方改革等の影響で、平和学習にかけられる時間が少なくなっていると分析する。
施策の推進戦略案(Action)
主な取組
②連携の強化・改善
・慰霊碑(塔)の適正な管理については、管理困難な慰霊塔(碑)が所在する市町村等と意見交換を実施するなどして、現状を把握するとともに、関係機関と連携して個別に対応策等を検討する。
④創意工夫による取組の改善(合理化・効率化)
・平和講話の実施については、引き続き、臨機応変に対応し、受講者のニーズにこたえる。
⑤情報発信等の強化・改善
・慰霊碑(塔)の適正な管理については、国内民間建立慰霊碑移設等事業補助金の活用について、県ホームページに掲載するとともに県内市町村に周知を行う。
⑧その他
・次世代へ語り継ぐ担い手養成講座については、県外在住者も対象に含め、県外でも沖縄戦を語り継いでいけるような仕組みにする。
成果指標
・平和祈念資料館による平和講話等の実施学校数については、平和講話等の実施学校数の大幅な増加が見込めない中、来館できない学校に対しても平和学習の機会を増やすために、インターネット等を利用した新しいコンテンツの提供等を進める。
令和5年度のふりかえり
施策の推進状況の分析(Check)
当該施策の主な取組の進捗状況は「概ね順調」である。令和6年度目標値は「目標達成」である。
主な取組
内部要因の分析
②他の実施主体の状況
・慰霊碑(塔)の適正な管理については、慰霊塔(碑)は建立者の財産であり、その維持管理等については本来建立者の責任において行うべきものであるため、そのあり方については、建立者等の意向を尊重する必要がある。
外部環境の分析
④社会・経済情勢の変化
・慰霊碑(塔)の適正な管理については、現在、各団体が建立した慰霊塔(碑)の中には、関係者の高齢化等に伴い、十分に管理がなされていないなど課題が顕在化している。
⑤県民ニーズの変化
・次世代へ語り継ぐ担い手養成講座については、R6年度の「次世代へ語り継ぐ担い手養成講座」開催に向けて引き続き関連団体の活動状況や課題、ニーズ等を把握している状況である。
改善余地の検証等
⑦その他
・平和講話の実施については、平和教育のさらなる充実を図るため、児童の発達段階に合わせた講話内容について検討する必要がある。また、各学校団体において、平和学習に対する取り組みに違いがあるため、各団体のニーズや要望に応じた丁寧なサポートをする必要がある。
成果指標
⑥その他個別要因
・平和祈念資料館による平和講話等の実施学校数については、平和祈念資料館の改修工事に伴う長期間の臨時休館(令和4年12月~令和5年4月)がなければ、さらに多くの平和講話を実施することができたと考える。
⑫社会経済情勢
・平和祈念資料館による平和講話等の実施学校数については、社会経済活動の正常化に向けた動きに合わせて、各学校で校外での平和学習の機会も増えたことに伴い、計画を上回ることができたと考える。
施策の推進戦略案(Action)
主な取組
②連携の強化・改善
・平和講話の実施については、取り組み事例を紹介するなどして、各学校で、継続して取り組める平和学習のあり方を検討する。
・慰霊碑(塔)の適正な管理については、管理困難慰霊塔検討事業の基礎資料を活用し、管理困難な慰霊塔(碑)が所在する市町村等と意見交換を実施するなど、関係機関と連携して個別に対応策等を検討する。
③他地域等事例を参考とした改善
・次世代へ語り継ぐ担い手養成講座については、今後語り部の減少が進む中で、各団体のヒアリングを踏まえ、有効な担い手講座の実施・計画を進める。その際、県外の事例なども参考にできるものを検討する(広島や長崎の事例)
④創意工夫による取組の改善(合理化・効率化)
・平和講話の実施については、講話の依頼を受けた調整の際に、すでに学習した予備知識の程度や、希望する講話の内容などを聞き取り、より効果的な学習となるよう、画一的な内容とならないよう臨機応変に対応する。
成果指標
・平和祈念資料館による平和講話等の実施学校数については、引き続き証言映像のアーカイブ(Web公開)の周知活動や、「X」(旧Twitter)発信、当館の展示会やイベント等を充実させ、来館者増を図るとともに情報を発信していくことに努める。
令和4年度のふりかえり
施策の推進状況の分析(Check)
当該施策の主な取組の進捗状況は「順調」である。令和6年度目標値は「目標達成の見込み」である。
主な取組
内部要因の分析
②他の実施主体の状況
・慰霊碑(塔)の適正な管理については、慰霊塔(碑)は建立者の財産であり、その維持管理等については本来建立者の責任において行うべきものであるため、そのあり方については、建立者等の意向を尊重する必要がある。
外部環境の分析
④社会・経済情勢の変化
・慰霊碑(塔)の適正な管理については、現在、各団体が建立した慰霊塔(碑)の中には、関係者の高齢化等に伴い、十分に管理がなされていないなど課題が顕在化している。
⑤県民ニーズの変化
・次世代へ語り継ぐ担い手養成講座については、R6年度に「次世代へ語り継ぐ担い手養成講座」開催に向けて関連団体の活動状況や課題、ニーズ等を把握している状況である。
改善余地の検証等
⑦その他
・平和講話の実施については、平和教育のさらなる充実を図るため、児童の発達段階に合わせた講話内容について検討する必要がある。また、各学校団体において、平和学習に対する取り組みに差があるため、各現場に見合った丁寧なサポートを行う必要がある。
成果指標
⑥その他個別要因
・平和祈念資料館による平和講話等の実施学校数については、平和祈念資料館の改修工事に伴う長期間の臨時休館(令和4年12月~令和5年4月)がなければ、さらに多くの平和講話を実施することができたと考える。
⑫社会経済情勢
・平和祈念資料館による平和講話等の実施学校数については、社会経済活動の正常化に向けた動きに合わせて、各学校で校外での平和学習の機会も増えたことに伴い、計画を上回ることができたと考える。
施策の推進戦略案(Action)
主な取組
②連携の強化・改善
・平和講話の実施については、取り組み事例を紹介するなどして、各学校で、継続して取り組める平和学習のあり方の検討をする必要がある。
・慰霊碑(塔)の適正な管理については、管理困難慰霊塔検討事業の基礎資料を活用し、管理困難な慰霊塔(碑)が所在する市町村等と意見交換を実施するなど、関係機関と連携して個別に対応策等を検討する。
③他地域等事例を参考とした改善
・次世代へ語り継ぐ担い手養成講座については、今後語り部の減少が進む中で、各団体のヒアリングを踏まえ、有効な担い手講座の実施・計画を進める。その際、県外の事例なども参考にできるものを検討する(広島や長崎の事例)
④創意工夫による取組の改善(合理化・効率化)
・平和講話の実施については、講話の依頼を受けた調整の際に、既に学習した予備知識の程度や、希望する講話の内容などを聞き取り、より効果的な学習となるよう、画一的な内容とならないよう臨機応変に対応する必要がある。
成果指標
・平和祈念資料館による平和講話等の実施学校数については、新型コロナが第5類に位置づけされ、社会経済活動も活発化しており、今後は、これまで以上に学校現場からの平和講話のニーズが増えると見込んでいる。引き続き、連絡・調整を密にして、最大限、魅力のある、各団体の特性に応じた平和講話を実施する。